8月13日(土) 2011 J1リーグ戦 第21節
C大阪 1 - 1 G大阪 (19:04/長居/37,172人)
得点者:76' キムボギョン(C大阪)、79' 中澤聡太(G大阪)
スカパー!再放送 Ch181 8/14(日)後01:30〜
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3万7172人の大観衆。アウェイ側メインスタンド、ゴール裏スタンドをのぞいては、桜色のサポーターで彩られたスタジアム。ダービーマッチらしいピリピリした雰囲気が、昨年3月以来、大阪長居スタジアムに戻ってきた。
C大阪(以下、セレッソ)と、G大阪(以下、ガンバ)との、今季3度目の大阪ダービー。そして、セレッソとしては、今年ホーム初となる宿敵との大一番。試合前には、相手の蒼黒に負けない、大阪市章でもある「澪つくし」を中心とした桜色の艶やかなコレオグラフィをセレッソサポーターが描きあげ、”OSAKA CITY”のチームを高らかにアピール。場内を最高に盛り上げたなか、この8月ホーム限定の「エイトサマーユニフォーム」を身にまとったセレッソイレブンが入場。まさに、舞台は整った。
そのなかで、前半は、ACLのリベンジに燃えるガンバの攻勢にあい、セレッソはペースをつかめず。押し込まれていたが、GKキムジンヒョンの再三にわたる好守などで相手の猛攻を凌ぐと、ハーフタイム直前にはマルチネスに決定機が訪れるなど、徐々に盛り返す。
すると、0−0で折り返した後半、セレッソもたびたびゴール前に迫ってシュートシーンを作るなど、相手との激しい攻防を展開すると、新加入ブラジル人MFファビオロペスをピッチに投入した直後の76分、念願の先制点を獲得。酒本憲幸、キムボギョン、清武弘嗣、倉田秋と細かくつなぎ、最後、ペナルティーエリア右に入り込んだキムボギョンが左足を豪快に振り抜いた。このシュートが見事に決まり、場内は興奮のるつぼと化す。
しかし、得点からわずか3分後、最も気をつけていたはずのセットプレーから、ガンバMF遠藤保仁のクロスから、一度はクリアしながら、再度のクロスに対応できず失点。そこから再度勝ち越しを狙ったセレッソだが、初めて1トップに入ったファビオロペスとチームメイトとの連係はさすがに未成熟。攻め手も乏しく、さらに途中で足をつる選手も続出するなど、この蒸し暑いタフなコンディションのなか、ペースがなかなか上がらない。古巣相手にいつも以上の闘志を燃やしていた倉田らをはじめ、最後まで戦う姿勢を見せてはいたが、結果的には1−1の引き分けとなり、2001年2ndステージ以来となる長居でのダービー勝利はならなかった。
レヴィークルピ監督は、「戦術的にも、あるいは、タフなディフェンスというところでも、両チームとも非常に強い気持ちで戦ったので、妥当な結果と言える」と、この試合を冷静に振り返ったが、主将の茂庭照幸も開口一番、「今日の結果は、悔しい以外ない」と述べるなど、この引き分けに満足している選手は当然皆無だった。
これで勝点を25としたセレッソだが、上位のガンバを叩けず、順位を上げることができなかった。「過去に何試合か、点を獲ってからすぐ失点するということが何回もあったが、(失点は)もったいなかったし、その経験が活かされていない。結果がすべての世界なので、本当に、これを教訓にしていかないと、勝点3が獲れない」と中後雅喜がチームに警鐘を鳴らすように、今季持ち続けている課題を解決しなければ、この夏に下位から脱却することはできない。
さらに、ここからは鹿島、清水、横浜FM、浦和と、短い間隔での連戦が待ち受けている。「セレッソは選手の入れ替えがどうしてもあるので、今、改めてそこの微調整を図っているところ。それを可能にするだけのクオリティの高い選手が、セレッソには揃っている」とレヴィークルピ監督は述べるが、試合のなかで連係を深めざるを得ない厳しい状況が続く今、悠長なことは言っていられない。セレッソに欲しいのは結果。ダービーで引き分けた悔しさを次につなげられるか、次節の鹿島戦の重要度は相当高い。
以上
2011.08.14 Reported by 前田敏勝















