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【J1:第24節 清水 vs 横浜FM】プレビュー:上位を倒して勢いをつけたい清水と、首位に食らいついていきたい横浜FM。夏休み最後の連戦で、清水は“疲れないためのハードワーク”ができるか(11.08.27)

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8月27日(土)J1 第24節 清水 vs 横浜FM(19:00KICK OFF/アウスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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清水にとっては、3週末連続のホームゲームの最終戦。夏休み最後の試合でもあり、何としてもサポーターに上位を倒す姿を見せたいのが、この横浜FM戦だ。
清水のゴトビ監督が8月の目標として掲げていたのは、8月が終わって残り10試合になった時点で、首位との勝点差を10以内に縮めておくこと……だったが、山形戦に引き分けたことによって、それも不可能になってしまった。ただ今年は、より攻撃的なサッカーへと変貌するために、チームの基盤を再構築するという目標もある。
その意味でも、ここで上位の横浜FMを叩いておくことは、非常に重要な意味がある。

清水がこの試合で内容と結果が伴った戦いをするためには、大きく言って次の2つのポイントがあるだろう。
1.立ち上がりから自分たちのサッカーをして主導権を握り、先制点を取れるかどうか
2.先制点を取った後も、ペースを落とすことなく、自分たちのサッカーを長い時間続けられるかどうか
まず1に関しては、それが自分たちの目指すサッカーであり、連戦の中で体力の消耗を減らすためにも、自分たちがボールを保持する時間を長くすることが重要ということ。ただ、そのためにはまず自分たちがハードワークすることが必要になる。

“疲れないためにハードワークする”というのは、言葉にすると矛盾しているようだが、肝心なのは「ボールを奪われたら、その瞬間に全員が全力で走ってすぐに奪い返すこと」(山本海人)。そうすれば守備のために走る時間は短くなり、DFラインも高く保てる。そして自分たちのボールはシンプルに確実につないでいけば、自分たちの消耗を抑えながら相手を走らせて疲れさせることができる。

その意味では、前節・山形戦の前半は、それが非常によくできていた。あのイメージのサッカーを続けることが、チームが目指す方向と一致していることは、選手たちもよくわかっている。横浜FMは、山形以上に球際で厳しく当たってくるかもしれないが、それでも落ち着いてパスをつないでボールを支配できるかどうかが、この試合の大きなポイントと言えるだろう。したがってサポーターとしても、ボールを確実に回して無理に攻め急がない時間があったとしても、そこは早く攻めてほしいと思う気持ちを抑えて、じっくりと見守ってほしい。

また、狙い通り自分たちが主導権を握る展開になったとしても、そこから横浜FMの堅守をこじ開けられるかどうかが大きなキーポイント。とくに今節はエースの高原直泰が、前節・山形戦で負傷(左足底筋膜挫傷)して欠場濃厚。そのため、大前元紀、アレックス、高木俊幸、永井雄一郎といったFW陣にとっては頑張りどころだ。とくに、疲労によって一時調子を落としていたアレックスは、「少し休んでコンディションはだいぶ良くなってきた」と語っており、山形戦では途中から高原の代わりに中央に入り、持ち味である裏への飛び出しで決定機を作った。10試合ゴールから遠ざかっている彼の決定力が復活してくれば、チームにとっては非常に大きなプラスとなるだけに、大いに期待したいところだ。

2に関しては、ここ2試合で清水の大きな課題として表面化した部分。先制した後でたたみかけることができず、逆に守りの姿勢が出て、相手に流れを渡してしまう現象が、C大阪戦でも山形戦でも表われていた。それは、「リスクを恐れて落ち着いてパスを回すことができず、ロングボールが多くなっている」(岩下敬輔)と、疲労よりも精神面の原因のほうが大きいと選手たちも認めている。もちろん、「気持ちで相手よりも走り勝たないといけない」(太田宏介)という面も必要であり、ここもホームらしい強気な戦いを見せてほしい部分だ。

一方、横浜FMのほうは、2連敗で首位を明け渡した後、2連勝して踏みとどまり、首位と勝点1差の3位につけている。安定した戦いを見せるG大阪と名古屋に食らいついていくためには、アウェイでもやはり勝点3が必要だ。
ただ、攻撃の柱である中村俊輔が左膝を痛めて欠場の可能性が高く、その穴を埋められるかどうかがひとつのポイントとなる。もちろん、その他にも若き才能や大黒将志などの実力者が十分に揃っているだけに、清水と同様、チャンスを得た選手がどれだけ活躍できるかが大きな見どころとなる。
また横浜FMのほうも、相手がどうこうよりも、自分たちのサッカーをできるかどうかを強く意識して試合に臨んでくるはずだ。

この両チームの対戦成績は、通算では清水の18勝8分17敗とほぼ互角だが、アウスタでは横浜FMが12勝3分6敗と大きく勝ち越し、逆に横浜FMのホームでは清水が12勝5分5敗と圧倒している。お互いにアウェイで強くホームで弱いという逆転現象が起こっており、そのデータからすると横浜FMが有利と言えるが、果たして今回はどうなるのか。

前回は日産スタジアムで1-1で引き分けているが(4/29 第8節)、どちらも自分たちが勝つべき試合だったと試合後に振り返った。その後の4カ月でチームが着実に進化してきたという手応えを持っている点も、両者に共通するところ。その進化の幅はどちらが大きいのか、8月の最後に真っ向勝負で決着をつけることになる。

以上

2011.08.26 Reported by 前島芳雄
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