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【J1:第26節 大宮 vs C大阪】レポート:いつもと違うメンバー、連戦、そして猛暑。大宮は勝点2を失い、セレッソは勝点1を拾う。(11.09.19)

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9月18日(日) 2011 J1リーグ戦 第26節
大宮 0 - 0 C大阪 (19:03/熊谷陸/9,781人)
スカパー!再放送 Ch308 9/20(火)後00:00〜
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9月も後半だというのに全国的な猛暑。日本一の暑さで知られる熊谷はこの日、最高気温34度を記録した。キックオフ時も、多少風が出てきたとはいえ気温27.4度、湿度73%。「ベンチで声を上げているだけで汗だくになった」と、セレッソ大阪のレヴィー クルピ監督もうんざりした表情。それぞれミッドウィークにナビスコカップとACLを戦っており、体力的に厳しい戦いを強いられた一戦は、勝点1ずつを分け合う結果となった。

互いに5月29日の前回対戦時とは大幅に違うメンバー編成となった。前回のスタメンと同じなのは、大宮は5人、セレッソは4人。直近のリーグ戦と比較しても、大宮は6人、セレッソは5人が同じなだけ。前回の対戦ではピンクのユニフォームを着ていたホドリゴ ピンパォンが、今はオレンジ色を着ていることに、さほど違和感も感じないほどだ。

 序盤から攻勢をかけたのはセレッソ。キム ボギョン、ファビオ ロペス、倉田 秋らが中央でパスをつなぎ、大宮ゴールへ迫るが、最後の突破を大宮DF陣が食い止めた。いつものセレッソであれば、中央に加えてサイドも有効に使って、DFラインとキーパーの間に入れるボールに播戸竜二が飛び込む形を大宮は最も警戒していたが、この日のセレッソにはサイドを使う意識が乏しかった。この辺りは清武不在の影響といってもいいだろう。

 対する大宮も、ラファエル不在の影響が大きく表れた。前線にボールが収まらないため、攻撃に人数をかけられず、攻め急いで単発に終わった。ただ守備では、「ディフェンスのマークがはっきりせずズルズル下がってしまった」(鈴木監督)が、間延びしてセレッソにチャンスを与えたのは前半の半までで、以後は指揮官の思惑よりは低い位置ながらコンパクトにブロックを作って対応した。ダブルボランチの上田康太、青木拓矢、右SBの杉山新が、素晴らしい読みと出足でセレッソの縦パスを寸断。前半の終わりには、セレッソは前にボールを運べず、DFラインでボールを回すだけになった。

そして後半、「立ち上がり15分で勢いを」とクルピ監督に送り出されたセレッソイレブンだったが、「勢い」どころかあっという間に足が止まった。「守備のマークを確認して、中盤でボールが奪えるようになった」(鈴木監督)大宮が、次々にセレッソゴールを脅かした。高い位置でボランチやサイドバックが奪い、そのまま攻撃に絡む。これならラファエル不在も関係ない。分厚く迫力のある攻撃を次々に繰り出し、58分には切札の石原直樹、88分には新人FWの清水慎太郎を投入して攻めたてた。後半だけで放ったシュートは12本。その中にセレッソサポーターが思わず目をつぶったシーンも、一回や二回ではなかった。
防戦一方のセレッソも、82分に丸橋祐介を投入した辺りから、サイドからDFラインとGKの間にクロスを入れる攻撃に着手。杉本がバー直撃のヘッドを放つなどチャンスを作ったが、時すでに遅く、スコアレスのままタイムアップを迎えた。

大宮にとっては、山ほどあったチャンスをどこかで決めていれば勝点3が手に入った試合。勝点2を失ったというのが、正直なところだろう。前日に16位の甲府が勝点3を手にしているだけに、これだけの内容で勝点1ではもったいなさすぎる。ただ、大宮は直近の2試合をいずれも0-2で敗れ、長期離脱中の李 天秀にラファエルと東 慶悟までも欠きながら、連勝中のセレッソを圧倒したことは、ポジティブにとらえても良いだろう。

そしてセレッソも、直近の2試合で体力も精神力も「出しきった」(茂庭照幸)乱打戦を制した疲労がたまっていたのは確かで、加えて季節外れの猛暑によって完全に足も止まった中、粘り強く勝点1を拾ったことは次につながる。

いつもと違うメンバー、連戦、そして猛暑の中で分けあった勝点1。その価値は、両チームのこれからの戦いぶりによって、大きくも小さくもなっていくのだろう。

以上

2011.09.19 Reported by 芥川和久
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