10月10日(月)第91回天皇杯 2回戦 鳥取 vs 熊本(13:00KICK OFF/とりスタ)
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★第91回天皇杯特集
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両者は9月18日、J2第28節で対戦し、ホームの熊本が2−0の勝利を収めた。約3週間後、鳥取で行われる天皇杯2回戦は、再戦であると同時に、約2週間後の10月26日に今回と同じ鳥取で行われる、J2第7節(延期分)の試金石でもある。
鳥取は10月1日のJ2第30節で、湘南をアウェイで1‐0と下し、6試合ぶりの勝利。前半にオウンゴールで先制し、後半は防戦一方に追い込まれたが、ゴール前で全員が体を張って1点を守り抜いた。相手のシュートがポストに当たるなども幸運もあったとはいえ、実に12試合ぶりの無失点。GK小針清允も「もう少しうまく時間を使うことができれば、違う形でしのぐことができたのではないかと思うけど、何にせよ勝ったことと、失点をゼロに抑えたのは大きい」と語ったように、悪い流れを断ち切ったことで、チームには覇気が戻ってきている。
熊本も調子は上向いている。冒頭に挙げた9月18日の鳥取戦は、12試合ぶりの完封勝利で、それまでの11試合を1勝5分5敗と失速していたチームは、そこから3勝1敗と息を吹き返した。残り10試合となったJ2で9位につけ、J1昇格圏内である3位との勝点差は10と、可能性は残っている。ここで鳥取を下すことで、やはり冒頭に挙げた10月26日の『第3戦』を含め、ラストスパートで勝利を重ねていくだけの勢いをつけておきたい。
勝敗を分けるポイントの一つになりそうなのが、両チームの選手起用だ。鳥取はリーグ戦の過去2試合、中盤の要の服部年宏が出場停止で、前節は右サイドバックの丁東浩も出場停止だったが、その間に結果が出たことで、今回はどうなるか。熊本は1トップが、本来のレギュラーである長沢駿か、その長沢に代わって前回の鳥取戦で初先発・初ゴールを挙げ、勝利に貢献したソン イニョンかが注目される。前節は長沢が4試合ぶりに先発しているが、ソン イニョンの運動能力の高さ、ダイナミックなプレーは鳥取の脅威となっていただけに、再現を狙う選択も考えられる。
鳥取の松田岳夫監督は、天皇杯からリーグ戦の残り10試合を見据え、「一番の課題であるゴールについて、こだわっていきたい。新たな発想、今までにないものも取り組んでいきたいと思います」と語り、攻撃力アップへの仕掛けを施そうとしている。熊本は、それまでの4‐4‐2を4‐3‐3に変えて以降、選手は口々に“前線からプレッシャーに行く際の、守備の役割分担が明確になった」と語っており、今回も同様に戦うことができれば、主導権を握ることができるだろう。
熊本は前述の通り、J1昇格への可能性を残しているが、鳥取も開幕前に掲げた『9位以内』という目標に、少しでも近づきたいところ。この試合だけを見れば、3回戦進出が懸かる一発勝負だが、その後のリーグ戦に向けても、重要な一戦と言えそうだ。
以上
2011.10.09 Reported by 石倉利英
J’s GOALニュース
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