10月10日(月)第91回天皇杯 2回戦 富山 vs 鳥栖(16:00KICK OFF/富山)
-試合速報はこちら-
★第91回天皇杯特集
----------
J2で3位の鳥栖と16位の富山がぶつかる。順位こそ離れているが、下位の富山も調子を上げており楽しみな一戦だ。勝った方は3回戦(11月16日@カシマ)でJ1鹿島と筑波大の勝者と対戦する。
鳥栖はリーグ後半戦に入って9戦負けがなく(7勝2分)、現在J2で最も勢いのあるチームだ。残り10試合に初のJ1昇格がかかる。富山とは来週19日(第6節@富山)に対戦が控えており、今回はその前哨戦でもある。リーグ戦は絶対に落とせないだけに、この機会を生かしてどんな布石を打とうとするのか、尹晶煥監督の戦略に注目したい。メンバーやフォーメーションにひと工夫凝らしてくる可能性はあるだろう。
対する富山はリーグ戦と同様に一戦必勝を期して臨む。リーグ後半戦に入って4勝2分3敗。鳥栖には及ばないまでも、F東京や栃木を撃破するなど好調さが目立っている。安間貴義監督は「(成長している)選手たちに真剣勝負を1試合でも多く体験させたい。そのためにも勝ちたい」と話す。選手たちは「勝って鹿島に挑戦したい」と意気込んでいる。
鳥栖とは7月10日にリーグ戦で対戦し、後半40分にソ ヨンドクが自身J初ゴールを決めて1−0で勝った。5月から続いていた未勝利を11戦目にして止めたゲームだ。通算の対戦成績でも2勝3分1敗と相性は悪くはない。今回はホームスタジアムで対戦するアドバンテージもあり、互角に戦えるだけの条件はそろっている。
リーグでの前回対戦では、富山が前線からのプレスで鳥栖の攻撃を封じた。今回も富山の守りと、威力を増している鳥栖の攻めとの勝負になる。
鳥栖はJ2得点ランキング1位(13得点)のFW豊田陽平が前線で起点となり、韓国U-22代表のMF金 民友ら2列目が絡んで好機をつくる。石川県出身の豊田は名古屋に在籍した05年度の天皇杯4回戦、富山の前身のひとつアローズ北陸と対戦して今回と同じ富山県総合運動公園陸上競技場で決勝点を挙げている。
富山は前線からのプレスとDF福田俊介ら3バックのチャレンジ&カバーによって豊田に配球する攻撃パターンを抑えたい。2列目からの走り込みにはMF平出涼らボランチや両サイドが粘り強いマークで対応することになる。MF藤田直之のロングスローにも警戒が必要。リーグ前節・岡山戦の先制点など2試合連続でアシストをマークしている。
ピッチを幅広く使う鳥栖の攻撃と、富山の特色であるボールサイドに人数をかける守備の駆け引きにも注目だ。局面でのボールの奪い合い、サイドチェンジと素早いスライドによる攻防が繰り広げられるだろう。
鳥栖が攻めあぐねると、富山の縦にスピーディーな攻撃にゴールを脅かされる場面が増えるはずだ。富山はリーグ前節の大分戦、終盤の2得点で逆転勝ちしている。後半の運動量に自信を深めており、今回もラストスパートで競り勝つ展開に持ち込みたい。
以上
2011.10.09 Reported by 赤壁逸朗
J’s GOALニュース
一覧へ【第91回天皇杯 2回戦 富山 vs 鳥栖】プレビュー:J2でもっとも旬な両者がぶつかる好カード。主導権を握るのは鳥栖の攻めか、富山の守りか(11.10.10)















