10月9日(日) 2011 ヤマザキナビスコカップ 準決勝
浦和 2 - 1 G大阪 (17:00/埼玉/23,879人)
得点者:21' 梅崎司(浦和)、38' エスクデロセルヒオ(浦和)、90'+3 大塚翔平(G大阪)
☆ヤマザキナビスコカップ特集ページ
----------
☆浦和側レポートは後ほど掲載します。
今季、公式戦では初めて着用する黄色のサードユニフォーム。これまで何度も激戦を繰り広げて来た埼玉スタジアム2002の地に、いつもと少し違った雰囲気を漂わせたG大阪が足を踏み入れる。スターティングメンバーも、磐田戦からやや代わり、FWアフォンソが今季初先発。1週間前に戦ったリーグ戦での同カードからは、日本代表選手やけが人を含めて4人が入れ替わる中、17時、キックオフを迎える。
前半の2−0というスコアが示す通り、そして前半のシュート数『0』が物語るように、完敗と言わざるを得ない前半。G大阪は立ち上がりから士気の高まりが感じられない、ミスの多い展開。「きれいなサッカーをしようとしすぎているところもあった」とはDF山口智の試合後のコメントだが、その通りでリーグ戦での対戦とは一転、キックオフから全体が連動し、ハードワークを仕掛けてくる浦和に対し、G大阪は全体的な運動量も少なく、身体的にも、また気持ち的にも押し込まれる時間が続く。ボールを奪ってもFWラフィーニャとFWアフォンソのブラジル人2トップに全くボールが収まらず、攻撃が連動しない。セカンドボールの殆どを浦和に拾われ、そこから鋭いカウンターにさらされるシーンも多く、完全に後手を踏んだ展開となる。加えて、21分、38分と立て続けに失点。一発勝負の戦いだからこそ、リーグ戦にも増してアウェイの地で先制点を許すことが、試合の流れをより難しくすることは理解していたはずだが、結果的には2点を奪われ、G大阪にとっては最悪の展開になってしまう。
そんな状況をなんとか覆そうと、後半はスタートからDF高木和道に変えてFW大塚翔平を投入。右サイドバックに武井択也を下げ、MF橋本英郎を1ボランチに据えた、4-1-3-2システムを敷く中で前線の枚数を増やし、システム的には点を獲ることへの意欲を示すが、肝心の『攻撃』がテンポアップしていかない。FW大塚の前線でボールを触る回数が増えたことで前半よりは多少リズムを見出しはしたものの、ボールは横に動くばかりで縦に鋭く切り込んでいくようなシーンも殆どなく、相手に脅威を与えるような攻撃は全くといっていいほど見られない。それは70分にFW平井将生、80分にFW川西翔太というように前線の顔ぶれを交えても大きな変化は見られず。チャンスらしいチャンスも見出せないまま時間だけが過ぎていく。
結果的には4分のアディショナルタイムに突入後、ゴール前でFW川西からのパスを受けたFW大塚がゴールを決めて1点を返し意地をみせたが、同点、更に逆転に持ち込むには残り時間が少なく。実際、堅く敷かれた浦和の守備網を切り崩したり、ビックチャンスを見出したりということは全く見られないまま、1−2で試合が終了。G大阪の4年ぶりとなるナビスコ制覇の夢は準決勝で砕け散った。
以上
2011.10.10 Reported by 高村美砂















