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【J2:第6節 富山 vs 鳥栖】プレビュー:富山が昇格レースに再び波乱を起こすか。負けられない鳥栖は心理面のプレッシャーをはねのけたい(11.10.18)

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10月19日(水)J2 第6節 富山 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/富山チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch172 後06:50〜
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前節から中2日で行われる5連戦の第2戦。富山は9日前に天皇杯2回戦で対戦( /jsgoal_archive/game/2011/20119999999220111010.html )したばかりの鳥栖を再びホームに迎える。
富山は後半戦に入ってからF東京と栃木を破り、J1昇格争いに一石を投じてきた。今季最後の上位との対決に闘志を燃やしている。昇格圏につけている2位の鳥栖は主力選手を休養させた天皇杯でPK戦の末に富山に敗れている。満を持して乗り込んでくる今回は負けられない。

鳥栖は前節、札幌との上位対決に1−0で勝ち、得失点差で上回って2位に浮上した。残り9試合となり、クラブ創設以来初のJ1昇格が視界に入ってきた。次節から4試合ぶりにホームに戻って首位・F東京、5位・千葉との連戦が待つ。今回は確実に勝点3を加算するため札幌から富山へ直接移動して調整を図っている。
天皇杯では直前のリーグ戦から先発10人を入れ替えた。出場機会の少ない選手を起用し、控えも交代枠ぎりぎりの4人しか帯同しなかった。尹晶煥監督の腹の据わった采配からは昇格にかける気迫が感じられた。敗れたもののFW野田隆之介、MF新居辰基らが富山の守りを切り崩して3点を奪った。戦後の分析も踏まえ、今回の先発メンバーは自信をもってゲームに臨んでくるはずだ。

富山は1−0で勝った7月の前回対戦のように粘り強く守り、少ない好機を生かしたい。無失点で進め、落ちない運動量を前面に出して終盤に勝負をかけるのが勝ちパターンだ。しかし、最近の試合では立ち上がりが悪く、前半早々に失点するケースが目立つ。天皇杯は前半21分、前節の北九州戦は同10分に先制を許した。追い掛ける展開が天皇杯を含め5試合続いている。それでも2勝1分2敗(PK勝ち含む)と健闘しているが、上位撃破を狙うなら今回こそは最低でも前半を無失点で乗り切りたい。

「立ち上がりの悪さにも種類がいろいろある」と安間貴義監督。その原因もひとつに絞ることは難しいが、後ろに余分な人数をかけてしまい守備網が下がり気味になる傾向はみられるという。「守ろう」という気持ちがマイナスに働いているのかもしれない。
オールコートでチャレンジ&カバーを繰り返す富山のプレスディフェンスでは、後ろで無駄に人が多いことは厳禁とされる。前方の人数が足りず圧力が下がることになるからだ。今回は、前から前から相手にぶつかっていく小気味よいテンポを序盤から出していきたい。「これまでは出来ていたこと。ミーティングで再確認した」と安間監督は話した。
「最初から、いつも通りアグレッシブにプレーすることが大事」と選手は口をそろえる。後半戦4勝2分4敗の戦績が示すようにチームの地力強化は確か。立ち上がりの悪さを含め、時間帯や対戦相手、戦況の違いに左右されずにプレーすることが現在の課題で、「いつも通りにやる」は克服のためのキーワードになっている。簡単そうで難しいことだが、今回は上位との対戦というシチュエーションも選手の士気を高めており、自然と「いつも通り」の積極性が引き出されるはずだ。

富山はリーグ得点ランキング1位(14点)のFW豊田陽平へのロングボールへの対処がポイントになる。鳥栖とすればカウンターで切り返されるリスクも低い、このシンプルな攻撃で早々に先制点を奪いにくるだろう。富山はDF福田俊介が高さと強さで豊田に対抗し、周りの選手がこぼれ球と2列目からの走り込みをケアしなければならない。リーグ戦で3試合連続して得点に絡んでいるMF藤田直之のロングスローにも警戒が必要だ。
ベテランのDF池端陽介は「昇格を争ってくると他チームの勝敗も気になりだす。負けられないという意識が強くなって下位との対戦はやりにくいはず」と話す。安間監督は「鳥栖は札幌戦でもロングボールを蹴ってリスクの小さい戦いを選択しており、昇格への意識が強くなっているように感じる。(守りを固めて)前に出てこないならば攻撃的な選手を思い切って投入したい」と話した。昇格を争うチームならではのプレッシャーや心理面の変化にもつけ込んで勝機を見いだすつもりだ。

以上


2011.10.18 Reported by 赤壁逸朗
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