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【J2:第6節 北九州 vs 湘南】プレビュー:池元の連続ゴールでじわり再浮上中の北九州がホームに湘南を迎え、リーグ戦3連勝を目指す(11.10.18)

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10月19日(水)J2 第6節 北九州 vs 湘南(19:00KICK OFF/本城チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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天皇杯2回戦を含めると目下3連勝中、リーグ戦でも2連勝中の北九州。3戦で6得点とゴール数も回復し、再び調子を上げてきていると言っていいだろう。

北九州が破竹の勢いで上位に上り詰めたのが7月。そのときと共通するのが、ゴールゲッター・池元友樹の存在だ。池元は7月10日の第20節・鳥取戦から7月30日の第23節・F東京戦まで4戦連続ゴール。F東京、徳島と相次いだ“ジャイアントキリング”の主役にもなり、J'sGOALの7月度月間MIPにも選ばれた。ただ8月終盤からは、相手に研究されてディフェンスのブロックを破りにくくなったり、北九州がミスによる自滅を減らせないなど、相手と自分たちの双方の理由が絡んでゴールが離れていった。

しかし9月末の関東遠征でJ1昇格圏内にいる千葉、F東京と連戦。結果こそ惜敗に終わったが、GKを含めた最後列からのビルドアップを貫こうとしたほか、千葉戦では金鐘必がひょうひょうとしながらも瞬時にギアチェンジするつかみ所のなさを発揮。強い相手に対して十分な自信を得て、北九州に帰ってきた。
そして迎えた第30節岐阜戦では、池元のPKゴールなど3得点で逆転勝ち。翌週の天皇杯2回戦でも再び岐阜と対戦、コーナーキックの混戦から池元が先制ゴールを入れた。「PKであっても勝ちにつながっているのは良かった」と池元。前節・富山戦でもPKながら先制点を挙げ、ゴールの量産体制に再突入した。

もちろん「積み重ねてきたものが結果になってきている」と池元自身が話すように、FWだけの力で勝点を得たわけではない。前線への供給と、そこでの仕掛けが増えていることも一因で、それは池元の3得点がPKとコーナーキックから生まれているということからもわかるかもしれない。試合途中から高さとポゼッションの両面で強さを発揮する森村昂太をトップ下に置いて前線にボールが収まるようにしたり、泥臭いプレーを武器とする大島康明を起用するなど、サイドアタックにとどまらない攻撃の多様性が生まれている。またPKのうち1つは福井諒司の突破から誘い込んだように、センターバックの宮本亨と福井が果敢に顔を出すことも特徴。11人が連動した全員攻撃を繰り出している。

目指しているサッカーを出しながら結果がついてきたことで、練習での雰囲気も良くなってきている。18日も2時間にわたった前日練習は内容が濃く気合いの入ったものとなり、三浦泰年監督も「流れに乗ることは大事だし、今日も非常にいい練習ができた」と手応えを感じている。

一方で湘南も前節は栃木に3−0で快勝。北九州・三浦監督が「田原、坂本を抑えるだけではいけない。個人ではなくすべての選手に対応しないといけない」と警戒するように、湘南も連動性が高くつかみどころがない。
アジエルを起点に、田原豊に預け、再びアジエルなどが飛び込んでくる。セカンドボールへの対応も早く、北九州としては手を焼く場面は増えそうだ。ただ北九州の守備陣もハードワークを続けており、激しい攻防も予想される。

ともに勝点40点台前半につけている北九州と湘南。勝点50点台で繰り広げられている昇格争いに再び顔を出すためにも、ここで結果を出さなくてはならない。涼しくなる秋の宵に、夏にも勝る熱気を持ち込みたい。

以上


2011.10.18 Reported by 上田真之介
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