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【J2:第32節 岡山 vs 愛媛】岡山側プレビュー:ホームに愛媛を迎える「PRIDE OF 中四国」。岡山は今度こそホームで愛媛を倒せるか。 (11.10.23)

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10月23日(日)J2 第32節 岡山 vs 愛媛(13:00KICK OFF/カンスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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今シーズンの岡山にとって、内容如何を問わず、勝利した後のゲームは常に難しいものだった。しかし今の岡山は、いつもとは違う。勝利後に陥りがちだった不安定なところは見えない。残り8試合への意気込みが漲っている。

この5連戦をF東京戦からスタートし、高い基準で戦えたことが、岡山に良い効果を生み出している。これは影山雅永監督も認めるところだ。F東京には0−3で完敗したが、「5連戦の最初が首位チームとの対戦で、戦うしかない状況になった。負けはしたものの、自分たちのやり方に自信を持ってプレーしたことで、波に乗れたと思います」と話すのはDF後藤圭太。鳥取戦では、「相手のミスにも助けられたけど、パスコースがたくさん見えた」と付け加える。厳しい基準を刻みこんだ体と頭で、岡山はこの連戦と、残り8試合にチャレンジし続けなければならない。

岡山は19日の鳥取戦を2−1で凌いで勝った。その後半、押される展開で逃げ腰になったことは反省点だ。途中出場の続く岸田裕樹は、こう話す。「途中で入る時の自分の役割は、まずは得点です。でも同時に相手DFの裏に出て、そこでキープして、全体を押し上げられるようにしようと考えています。押し込まれている時間には、点を取られまいと思って、前に行ききれず、どうしても後ろが重くなっている。攻め込まれて、プレッシャーに行けなくなり、いいように持たれてしまう。そういう時に僕らがスイッチを入れて、いつもの形に戻す。そういう役回りをしたいと思ってます」。

影山雅永監督は「鳥取戦は本当に重要だった。しかし愛媛戦はさらに重要だと選手に伝えている。今はポジティブに気持ちが入っている。それをいい形で出せる準備をしている」と話す。19日、大分と対戦した愛媛は、3バックのフォーメーションで臨んだ。今年から3バックを採用した岡山には、愛媛が今感じているであろう守備面でのディレンマは手に取るようにわかる。しかし、「愛媛は規律ある戦う集団。今までの対戦では五分や僅差のゲームが多くなってる。ただ7月のニンスタでの対戦には岡山が勝っているので、いい形を整えてくると覚悟している」。

愛媛のホーム・ニンスタで、岡山は勝負強さを発揮してきた。岡山がJ2に昇格後、ニンスタでの成績は3勝1分で、負けなし。しかしホームに愛媛を迎えたゲームでは09年、10年に行われた2戦とも敗れている。MF小林優希は、「勝ってないんですか? じゃ勝ちます。相手が3バックで来るならガチンコになる。1対1に負けない。あと、セットプレー。絶対に失点しない」と、相変わらずアグレッシブで歯切れがいい。澤口雅彦は、「まずは守備。前線からサイドに飛び出して、1対1に負けない、攻守の切り替えなど、まずは守備から入って失点しないことだと思います」と、相変わらず冷静だが、守備への強い意思を最初に言葉にする。「鳥取戦では、前線から追い込んで決定機をいい形で作れた。そこを継続してやっていきたい」と言うのは妹尾隆佑。前線の選手は高いレベルでモチベーションを保っている。

今回、岡山はボランチの仙石廉が累積で出場停止だが、鳥取戦と同様の形でチャレンジし続けることになるはずだ。ホーム3連戦のアドバンテージはある。カンスタでのこの愛媛戦に勝利し、今年スタートした「PRIDE OF 中四国」を負けなしで、最終節・ホーム徳島戦につなぎたい。

以上


2011.10.22 Reported by 尾原千明
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