10月23日(日) 2011 J2リーグ戦 第32節
岡山 1 - 1 愛媛 (13:03/カンスタ/7,283人)
得点者:38' 後藤圭太(岡山)、77' 東浩史(愛媛)
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「カンスタハロウィン3連戦」の第2戦、愛媛との「PRIDE OF 中四国」の戦いは、1−1の引き分けに終わった。岡山はセットプレーから先制し、前半を無失点で凌いだが、後半32分にドローに引き戻された。試合後の岡山の前線の選手は、カウンターを繰り返したにも関わらず、追加点が取れなかった悔しさを口にした。
残り8試合をすべて勝ちたいという思いは、どこのチームも同じだ。10月20日の段階で、順位は岡山が15位、愛媛が14位と並び、互いに「勝点3は必至」の思いで、立ち上がりから攻める姿勢を見せた。岡山は、ゴールに迫りくる愛媛のスピーディな展開をクリアしながら、久木田紳吾、妹尾隆佑と続けてシュートまで持ち込む。しかし前半8分には、愛媛のFW内田健太が落としたボールを前野貴徳がシュート。そのこぼれ球を大山俊輔がゴールに叩き込むが、これはオフサイドの判定に。その後も岡山のボランチとワイドは守備に追われ、落ち着かない時間が続いた。
ゲームの早い流れ、岡山にとっては多少バタついた空気の中でも、シャドー・妹尾隆佑の働きは際立った。やるべきことが明確に見えている印象があった。ハーフウェイラインで相手にプレッシャーを掛け、数秒後には、相手ゴール付近で仕掛けていた。その裏に抜けるプレーは相手DFを混乱させ、ボランチ・千明聖典からのパスを前に運ぶドリブルでも、体を上手く使って保持。奪われることはなかった。前半に得た岡山のコーナーキックは5本。その大半が、「自由に動いた」と話す妹尾の仕掛ける姿勢から生まれた。
先制点は岡山。ストヤノフの蹴ったコーナーキックを、この日、キャプテンマークを付けた後藤圭太が頭で叩きつけるようにしてゴールを決めた。「相手のプレッシャーは交わせた。どフリーだった」と後藤。1−0とリードした岡山は、後半に入るとカウンターで追加点を狙った。一方の愛媛は後半16分、FW石井謙伍に代わって福田健二、続いてFW内田健太に代わって金信泳が入った。福田はゴール前中央でアクセントをつけ、スピードのある金も絡んで、愛媛の攻撃は迫力を増した。そして後半32分、愛媛の右ワイド・東浩史が、岡山・田所諒のミスを突き左足でゴールを決め、同点にした。
両チームともに攻撃的選手の投入で、全ての交代枠を使いきった。「相手DF、自分のマークの『剥がし合い』のようなゲームだったと思います。剥がされかけても耐える、逆に剥がしてゴール前でチャンスを作ろうとするところでは潰される」と岡山・影山雅永監督。愛媛のシュートの精度不足、ミスに助けられたシーンも多かったが、岡山も失点直後、岸田裕樹からの絶好のクロスを受けた石原崇兆ら、途中出場の選手も決定機を作ったが、決めることが出来なかった。
ホーム3連戦の最大のヤマ場は、3日後、好調・富山を迎える26日(水)のナイトゲームだ。この5連戦はひとつの長いビッグマッチを戦っているようだ。うまく進める時間帯もあれば、落ちる時間帯もある。今季の岡山が得意としていた、ゲーム終盤の盛り上がりは、観客と一体となることで実現できるだろう。選手は(サポーターも)、必要なフィジカルケアをしながら、強い意思で疲労のピークを越えていく。今は「勝ちたい気持ち」がチームを動かす時だ。
以上
2011.10.24 Reported by 尾原千明
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