10月26日(水)J2 第7節 岐阜 vs 北九州(19:00KICK OFF/長良川)
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この試合、岐阜にとって正直厳しい条件が揃いすぎている。それは相手がリーグ、天皇杯で2連敗している北九州であり、加えてその試合からまだ1か月もたっていない。そして、前節の湘南戦は1-7の大敗。光が見いだせない状態での3戦目は非常に厳しい戦いとなることが予想できる。
まず前節の戦いに触れてみよう。反町康治監督が「拍手をもらえるような試合ではなかった。こんな出来の悪い試合はもうしたくない」と大勝したのにもかかわらず、試合後にこう話したように、湘南の出来が物凄く良かったのではなく、岐阜の出来があまりにも悪すぎた。ボランチはほぼノープレス状態で、サイドバックの両方が上がってしまい、最終ラインはツーライン状態。湘南のチャンスはほぼ相手の数的有利下で展開され、1試合で実に14回の決定機を与えてしまい、正直、よく7点で留まったなという印象だった。
奮闘して破れたのではなく、大敗すべくして大敗した展開。湘南MF永木亮太も「中盤でのプレスがあまりないので、前を向いて比較的スムーズにプレーできた」と語ったように、ポゼッションをしてくるチームに対し、中盤特にバイタルエリアでプレスがかからないのは、非常に大きな問題であった。
ましてや北九州はまさにバイタルエリアのポゼッションを得意とするチーム。過去2戦もトップ下の安田晃大、MF森村昂太、木村祐志の1.5列目を中心に、ハイテンポなパス回しで、バイタルエリアを活性化させてくる。それだけにここでプレスがかからないようだと、湘南戦の二の舞を踏んでしまいかねない。
果たして木村孝洋監督はここをどう修正してくるのか。ボランチのテコ入れをするのかに注目が集まるが、湘南戦で李漢宰が途中出場から1発レッドで退場をしてしまい、層が一気に薄くなってしまった。戦力的に薄い中でどういう戦い方を選択してくるのか。ここに注目したい。
2度目の対戦となった天皇杯では、北九州は岐阜のやり方を徹底的にスカウティングをして臨んできた。前線からプレスを掛けようとする岐阜の逆手を取り、マイボールにしたら、間髪入れずに前線の3シャドーと2トップにボールを当てて、高い位置でポゼッションをすることで、岐阜の守備をはめさせなかった。
データは直近の過去2戦のものが揃っている。この試合はこの2試合をどうスカウティングして、3度目の決戦に落とし込んでくるかも、勝敗を分ける大きなポイントとなるだろう。
ポイントは大きく分けてこの2つにある。修正力と分析力。そして実行力。3度目の対戦でどちらがそれらの力に長けているか明らかになるだろう。だが、岐阜にとっては同じ相手に1か月間で3連敗は避けたい。プロチームの意地も見せてほしいこの一戦。前節の大敗を払しょくし、何が何でも勝つという気概を見せてほしい。
以上
2011.10.25 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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