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【J2:第33節 札幌 vs 熊本】プレビュー:ともに水曜日に勝利を収め、調子を上げつつあるチーム。守備をストロングポイントとするチーム同士が、熱く緊迫したゲームを演じる。(11.10.30)

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10月30日(日)J2 第33節 札幌 vs 熊本(13:00KICK OFF/札幌厚別チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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10月の最終週末に開催されるこの第33節。札幌市厚別公園競技場では勝点56で3位につける札幌が、同47で9位の熊本をホームに迎える。リーグ戦もいよいよクライマックスに突入しつつあり、どちらにとっても重要な一戦となることは間違いない。

ホームの札幌は今週の水曜日に、順延されていた7節を敵地で徳島と戦い2−0のスコアで勝利。J1昇格の権利を得られる3位以内を争うライバル、徳島との直接対決での勝点3を得たとあって、非常に意味の大きな勝利だったと言っていい。

それだけではない。札幌は徳島戦を前に3連敗を喫してしまっていた。もし徳島戦にも敗れてしまっていたならば4連敗となり、この試合も非常に悪い流れのまま戦わなければならなかったはず。そうした重圧の大きな状況で迎えた上位対決を制しただけに、チームには新たに前向きな空気が生まれた印象だ。「徳島戦の前に選手同士で、『昇格争いの重圧を楽しみながら戦おう』と話し合った。それがチームをいい方向に進めてくれたと思う」と山下達也は振り返っている。

また、徳島戦では2種登録のDF奈良竜樹がリーグ戦デビュー。18歳の選手がセンターバックのポジションで起用される思い切った策だったが、この奈良は安定感のある上々のプレーぶりを披露した。「無失点で試合を終えられたのは手応えになった」と奈良。同ポジションの櫛引一紀がAFC U−19選手権でチームを離れているが、奈良の台頭によってしっかりと穴は埋まった。残り試合に向けて選手層にさらなる厚みがついたのは大きいだろう。

一方、敵地に乗り込む熊本も水曜日に7節を戦い、敵地で鳥取に1−0のスコアで勝利。長澤駿、エジミウソンという主軸2人を負傷で欠く厳しい戦いだったが、後半立ち上がりに大迫希が見事なミドルシュートを決め、その虎の子の1点を持ち前の組織的な守備で守り切った。水戸戦に続いての快勝とあって、チームはここに来て再び勢いを生みつつある印象だ。

水戸戦では長澤を欠いたこともあって、ファビオを前線で起用し、これが当たる。高い位置からファビオが献身的な守備を見せ、これがスイッチとなってアウトサイドや中盤でもグループとしてのプレッシングが機能。素早くパスを回そうとする鳥取の攻撃を見事に乱し、90分を通じて試合をコントロールすることに成功したのである。状況に応じてはしっかりとブロックを形成してスペースを埋めるスタイルにチェンジをする場面もあり、組織的な守備が成熟してきている。水曜日に続いて再び敵地での戦いということになるが、いいイメージで乗り込むことができそうな気配だ。

そんなチーム同士の対戦であるが、注目点としてはやはり、どちらも堅い守備をベースに戦っているという部分だろう。札幌は高い位置から積極的にボールを追いまわし、それが飛び越えられたとしても最終ラインと守備的MFには高さと強さのある選手がカバーをしている。熊本のほうも、前述したような守備スタイルでロースコアの戦いに持ち込むことが得意なチームである。

ただし、ホームの札幌としては3位入りを激しく争っている立場でもあり、タイスコアで時計の針が進んだ場合には、どこかのタイミングでリスクを冒して勝点3を取りに行くことが予想される。その局面で札幌がそのまま攻め切れるのか、それとも熊本が鋭いカウンターを繰り出す展開となるのか。その辺りには、是非とも注目したい。熊本は水戸戦で攻守に活躍したファビオとチョ・ソンジンが出場停止となっており、どういったシステム、戦略で挑むのかという部分にも注目が集まるはずだ。

緊張感に溢れた90分間となりそうだ。

以上


2011.10.29 Reported by 斉藤宏則
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