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【J2:第33節 岐阜 vs 鳥栖】プレビュー:守備が崩壊している岐阜。修正策が見られない現状から光を見出すには、はやり意地を見せるしかない。(11.10.30)

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10月30日(日)J2 第33節 岐阜 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/長良川チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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前節は北九州に1−3の敗戦。1か月で同じ相手に3連敗という屈辱を味わった。この敗戦から僅か中3日で、2位・鳥栖との戦いを迎えることは、岐阜にとって非常に厳しいことであった。確かにホームを2戦連続で戦えることは、今回の過密日程を考えると非常に大きい。だが、それをもってしても、今のチーム状況はまったく光が見えておらず、疲労は残っているであろうが、勢いに乗っている鳥栖との戦いで苦戦は必至だ。

今の岐阜の改善点は非常に多い。その中でも最優先すべきは守備の立て直しだ。ここ4試合で17失点という数字が示すように、もうリーグ終盤にも差し掛かっているのにもかかわらず、守備のコンセプトが全く見えてこない。どこでプレスをかけて、どこで奪うのか。スライドや連動性に乏しく、一人交わされたら、すぐに数的不利の状態に陥ることで、相手にたやすく決定機を作られてしまっている。

前節はボランチのポジションに三田光ではなく、新井涼平を起用。彼が守備面である程度の機能性を見せたが、CBとの連携の悪さ、両サイドバックとの連携の悪さまでは埋められなかった。特にCBコンビのチャレンジ&カバーの質が非常に低いのが気になる。田中秀人が一人でカバーリングに忙殺されるあまり、彼が前に出たり、サイドに振られたときのDFラインがスカスカになってしまう。ここでCBの一角がうまくラインのバランスを取ったり、ボランチを引き込んでDFラインを再構築できればいいが、今の岐阜にはそれがない。

今回の相手の鳥栖は、首位のFC東京に勝点差4と、優勝も狙える位置にある。ここ13試合負けなしで10勝3分けという驚異的なペースで勝ち星を重ね、まさに絶好調だ。16ゴールをたたき出している、エース豊田陽平をターゲットに、高さと俊敏性を兼ね揃えたFW早坂良太を軸に、前がかりに攻めてくる。藤田直之ら2列目の飛び出しも効果的で、守備の的が絞りづらい相手だ。守備に難がある岐阜にとっては、非常にやりづらい。

岐阜はどう対応すべきか。正直、現状で対策を立てるのは難しい。なぜなら、ここまで書いたことで分かるように、この問題はここのポジションをどうこうしたらいいという問題ではなく、全体的に守備面のケースワークが出来ていないために、一度綻びが出来ると、小さなものでも大きな致命傷になってしまっているからである。
これを修正するには、はっきりいって、1日、2日では不可能で、1か月、2か月単位でみないといけない。本来このシーズン終盤に言っていてはいけないことであり、これまでの積み重ねが全く見られないことが、今年のチームの低迷をダイレクトに表している。むしろ、「ここをこうしたほうがいい」という議論が出来る方が、うらやましい気がする。

明日の試合はどうなるのか。鳥栖の攻撃陣の前に、これまでの4試合同様に失点の山を築いてしまうのか。それとも意地を見せてくれるのか。今は後者であることを祈るしかない。

以上


2011.10.29 Reported by 安藤隆人
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