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11月16日の天皇杯3回戦で、J2のFC東京に敗れた神戸。しかも、この試合で退場処分となった大屋翼が今節のC大阪戦は出場停止、またケガを負った朴康造のフル出場も微妙という厳しい状況で今季最後の関西ダービーを迎える。
だが、選手たちのモチベーションは高い。前節の山形戦でJ1残留を決め、今季の目標である一桁順位の可能性が残されているからだ。神戸は現在10位。11位のC大阪、9位の磐田と続くシーズンをしっかり勝ちきれば、目標達成も見えてくる。ホーム最終戦の磐田戦(11月27日)でサポーターと共に目標達成の喜びを分かち合うためにも、今節は非常に重要なゲームとなる。
今節開催の2日前。和田昌裕監督は「これまで通り、いいサッカーを追求していくことに変わりはない。でも、いいサッカーをするだけではなく、残り3試合はきっちり勝ちたいと思う。今日の練習を見ていても、選手たちからは天皇杯の負けを引きずらず、3連勝したいという気持ちが伝わってきましたからね」と語っていた。
キャプテン吉田孝行も「プロの世界はやっぱり結果なので、目標を必ず達成しないといけないと思う。来季のことは来季に考えればいいし、今はとにかく残り3試合に勝つことだけを考えている。(朴)康造が出られるかどうかは分からないけれど、仮に違う選手が入っても神戸としては勝ちにいくだけ」と。
ただ、今節は神戸にとって初のキンチョウスタジアムでの試合。しかも、前回(7月16日)のホーム戦で4−1と圧勝しているだけに、C大阪はリベンジに燃えているはず。非常に難しいゲームが予想されるが、選手たちに苦手意識はない。今節で試合に出場すればJ通算150試合となる茂木弘人は「まだ最近の試合を見ていないけれど、(前回の対戦から)セレッソは両サイドバックが高い位置で張っているイメージがあって、2バックのような形になる時間帯もある。神戸のカウンターがハマると思う」と分析。大久保嘉人は「キンチョウは初めて。セレッソはいいパスサッカーするし、面白いチームやと思う。でも、やりにくさはない」と言う。田中英雄は「前回はホームだったし、今節はアウェイ。また違ったストーリーになると思うけれど、しっかり対応していかないといけない。結果はもちろん、内容も追求していきたい」とコメントを残した。
もちろん、3シャドーやマルチネスの配球など、C大阪が波に乗れば難敵であることは間違いない。ただ、神戸にとってC大阪は“魔の9試合勝ち星無し(5月28日〜7月13日)”から脱出させてくれた縁起のいい相手でもある。今度は“一桁順位”に向けた縁起のいい相手にしたいところだ。
以上
2011.11.19 Reported by 白井邦彦













