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【J1:第32節 C大阪 vs 神戸】C大阪側プレビュー:「レヴィーセレッソ」ファイナルカウントダウン。ハードプレスをかいくぐって、ホームで神戸にリベンジを!(11.11.20)

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11月20日(日)J1 第32節 C大阪 vs 神戸(16:00KICK OFF/金鳥スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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天皇杯3回戦で岡山に勝利した後、記者会見の場でレヴィークルピ監督が来季の契約を更新しないことを発表。5シーズンに渡って指揮を執り続け、C大阪をJ2からJ1に昇格させただけでなく、昨シーズンにはクラブ史上最高となるJ1リーグ戦3位、そして今季にはACLベスト8へも導いた名将の采配も、残り2カ月となってしまった。

そして、契約満了公式発表後、最初の試合が、今節の神戸戦となる。「ただし、シーズンが終わったわけではないので、天皇杯でのタイトル、そして、Jリーグ、残されているキンチョウスタジアムでの2試合、絶対に勝利を収めて、タイトルを、できることなら置き土産にしていきたい」。レヴィークルピ監督は愛すべきC大阪サポーターの目の前での必勝を誓い、これまでの全精力を傾けて戦う構えだ。

また、今回の関西ダービーは、「レヴィーセレッソ」ファイナルカウントダウンというだけではなく、神戸への「リベンジ」という側面もある。その理由は、前回の対戦となった7月16日に行われた第5節、C大阪としては「何もできなかった」と丸橋祐介も言うような内容で、神戸に1−4と惨敗したからだ。「アウェイで散々な目にあい、今年印象に残っている、忘れられない試合」と振り返った主将の茂庭照幸は、「まずはフォア・ザ・チームだが、借りを返したいし、何よりホームで勝たなければいけない」と、闘志を燃やしている。

その思いは茂庭だけでなく、チーム全体に共通するもの。何よりも、レヴィークルピ監督も「(神戸戦で得た教訓の)その話は、選手に何回もしてきた。前半戦を振り返っても、かなりやられたイメージがある試合だったので、今回はああいった形で相手の圧力をまともに受けるような試合をしないよう、逆に相手よりも集中して、圧力をかけられるような試合にしたい」と、雪辱を期している。

今節は扇原貴宏、山口螢の2選手がロンドン五輪アジア最終予選のため欠場を余儀なくされるが、W杯アジア3次予選を戦った清武弘嗣、キムジンヒョンが復帰。また、天皇杯3回戦では負傷欠場していたキムボギョンも、18日の練習では元気な姿を見せ、神戸戦には間に合う見込みだ。「コンディションも上がってきているし、状態もいい」という若き韓国代表は、前回の神戸戦で唯一ゴールを決めていることもあり、約2カ月ぶりの実戦でも大いに期待がかかるところ。「相手は前からプレスをかけてくることも予想されるが、そのプレスの抜け方もやってきたし、すべてにおいて相手を上回って勝ちたい」と、今季C大阪の主軸として活躍してきた16番の勇姿も楽しみなところだ。

前線も天皇杯の岡山戦で播戸竜二と杉本健勇がゴールを決め、村田和哉も2アシストを記録するなど、攻撃陣を中心に状態が上がってきた。同じ関西のライバルに、今季負け続けて終わるわけにはいかないC大阪。今回は、C大阪育成組織出身の松岡亮輔にも、前C大阪の大久保嘉人にも、得点は許さない。レヴィークルピ監督お気に入りの絶対的聖地、キンチョウスタジアムで、狙うは前回対戦の倍返し。レヴィークルピ監督が築き上げた攻撃サッカーで、勝利だけを目指して神戸ゴールに襲いかかる。

以上


2011.11.19 Reported by 前田敏勝
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