11月26日（土） 2011 J1リーグ戦 第33節
柏 1 - 1 Ｃ大阪　（14:04／柏／11,107人）
得点者：48' 上本大海（Ｃ大阪）、65' レアンドロドミンゲス（柏）
スカパー！再放送 Ch183 11/28（月）前04:30〜
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●栗澤僚一選手（柏）：
「マルチネスをケアしていましたけど、そこまで良いボールは入れさせてなかったし、前線の出入りが激しいけけど、やっている感じでは崩されていないイメージだったので、レアンドロ、ジョルジのところは何度かうまくつけられたので。マルチネスに散らされていることに関しては問題はないので、最後のところの危険なパスはなかったですし。守備から攻撃のところでギアチェンジができればよかったですけど、相手もそこまでリスク冒して攻めてくる感じじゃなかった。でも前半は硬い試合になったかなと思います。後半は同点にして逆転にしようという気持ちも見せられたと思うので、今日の試合は価値ある勝点１だと思います」

●茨田陽生選手（柏）：
「僕が入って、右サイドバックが（水野）晃樹君に代わったので、攻撃的な晃樹君を攻撃に参加させる、うまく晃樹君を使えみたいな感じで監督に言われていました。入った時には中盤にスペースがあって、ターンもできたし。自分で前へ行ったシーンは、自分的にはシュートまで行きたかったんですけど、タッチが良くなくて外に流れてしまったので。センタリングに行こうと思ったんですけど、相手がスライディングしてくるのが見えて、上越えるなという気持ちで行ったらＤＦに当たっちゃいました。今日は次につながりました。最終節で勝てばいいんで、わかりやすくていいかなと思います」

●橋本和選手（柏）：
「堅さは、なくはないんじゃないですか。でもそんなガチガチじゃなく大丈夫でしたけど。セレッソが攻撃に来るかと思ったんですけど守備してからカウンターって感じでした。難しかったですね。あまり中に入れなかったですね、今日は。僕は前半から行こうと思っていたので、前が空いたら行こうと思っていました。セットプレーで１点やられて、０−０ならもっとスペースが空きだすところだったんですが、１−０で迎えてしまったので相手が落ち着きつつ、下がってしまった感じがした。それでも僕らが無理やり点取って追い付かないといけないということで、それはよかったと思う。次勝てばいいので、大丈夫です」

●水野晃樹選手（柏）：
「自分では納得がいっていない。攻撃に行くためにサイドバックを代えてまで僕を入れたと思うんで、クロスの精度、得点に絡むプレーで、あまり良いボールが配球できなかったというのはある。有利な状況でボールを貰えていたので、もっと確実なボールを上げなければいけなかった。前半、向こうが優位にボールを運んでいたので、みんなで切り替えていこうということでボールを奪って、守備からリズムを取り戻していたんで、良い流れの時に点を取れなかったのが課題ですし、途中で出たからには結果を残さないと次につながらないので。シュートは入ったかなと思ったんですけど、ＧＫが良かったですね。僕はペナルティの外からのシュートが得意なので、どんどん撃っていきたい。勝点１は最低限のものを得た。まだ僕らが優位に立っているんで、落ち込むこともないし、変なプレッシャーを感じることもない。勝てば優勝できるんで、いつも通りに勝ちを求めていきたい」

●北嶋秀朗選手（柏）：
「前半の０−０という形は悪くなかった。後ろで回される形で、マルチネスはいやらしい配球をしていたりとか、細かなところでディフェンスやる部分で厄介なところはありました。でも狙い通りのプレーもあったんで。後半、立ち上がりに失点しましたけど、後半にゴールを入れられたのに、後半のうちに返せたのは今年何度も見ている光景。あそこから逆転できるという雰囲気が出ていたし、ネガティブになることじゃない。引き分けで優勝という中途半端なメンタルより、勝てば優勝という方がすっきりする。浦和の結果次第で、お互いに懸けるものがあっての試合になると思う。それは何もない状態でやるより、プレッシャーの中で試合をした方が面白いのでそれはそれでいいと思う」

●田中順也選手（柏）：
「前線で起点を作る時にミスをしないでボールを収めて、起点になれるようにというところと、ＦＷとしてゴールが大事なので結果を出すことを考えて試合に入りました。あとは守備の確認です。前半は相手のボランチが浮き気味だったので、そこをどう付くかを監督から指示されました。失点も崩されたわけではないので、倉田とキムボギョンのところにはボールを入れさせないようにしてやりました。清水戦のようにだんだん得点に絡めるようになってきましたし、シュートの感覚も良いですし、右足の（ポストに当たった）シュートも入れたかったです。ああいうショートバウンドのハーフボレーは得意ですし、またどこかであれば振り抜けばチャンスになるんで、次も狙いたいです。体も切れてきてだいぶ無理が利くようになりました。レアンドロにアシストした場面も足が届くとは思わなかったんですけど、ラッキーと思いました」

●大谷秀和選手（柏）：
「最後は足がつりました。一度伸ばして治ったんですけど、マス（増嶋）とぶつかってまたつってしまいました。みんなが最後までやる中で、他にも足をつらせる選手はいましたし、今年は最後まで全て出し切るという部分があるので、足がつるのもしょうがないのかなと思います。特に後半はお互いがカウンターをする展開だったので、行ったり来たりが続いて、中盤から後ろの選手についてはしんどかったというのはありました。もうちょっと自分たちでコントロールしてやれればという部分はあったと思いますし、相手のカウンターになるような不用意なミスももっと減らしていけたんじゃないかという場面もありました。それは次に向けての課題だと思います。同点に追い付けて、スタジアムもイケイケなムードで、前線の選手は前へという意識になっていると思いますけど、全体のバランスを崩して、僕や茨田が攻め手しまったり、両サイドバックが上がって追加点を与えてしまってはいけないと思った。優勝のことを考えたら、うちは得失点差では可能性がないので、勝ち切ることはできなかったけど、今日の勝点１は戦ううえでのアドバンテージになっているので、引き分けでも最低限よしというのは思ってました。工藤と（田中）順也にも守備から入れと話しはしました。ホーム最終戦で勝ちたいというのもありましたけど、そこを全員が意識しすぎるのはバランスを崩すだけだと思ったので、リスク管理はしっかりしながら、０でという意識はありました。同点で終わりましたけど、チャンスは作れていましたし、悪いゲームではなかったと思います」


●上本大海選手（C大阪）:
「結果として負けたかったことが良かったと思います。サポーターとしては最後までもつれる結果になり、面白くなったのではないでしょうか。今日は相手の勢いをどう消すかを心がけましたが、柏は強かったです。柏サポーターの作る雰囲気も素晴らしかったと思いました。柏の勢いの元はレアンドロドミンゲス選手ですね。レアンドロ ドミンゲス選手とジョルジ ワグネル選手がいることで、ボランチとディフェンスの間のケアが大変でした」

●清武弘嗣選手（C大阪）：
「疲れましたね。守備をする時間は多かったですが、次につながる良い試合ができたと思います。今、自分自身のコンディションはあまり良くないですが、最終戦に向けてしっかりと準備をしていきたいです。セレッソは順位に関しては上も下もない状態なので、今日はサポーターに対して面白い試合をして勝ちたかった。最初は相手も優勝を前にややナーバスになっていたかもしれませんが、後半は特に強かったです。その中で最低限のことは出来たと思います」

●尾亦弘友希選手（C大阪）：
「今日は両サイドバックのケアがあまりできず難しい試合になりました。内容としては、前半相手を抑えることができ、後半の入り方も良かったです。ディフェンスに関しても、中で起点を作らせずできました。今日はしっかりと守備をして、そしてカウンターをしかけることを意識して試合に臨みました。1-1という結果に関しては最低限のことはできたと思います」

●マルチネス選手（C大阪）：
「良いゲームはできたと思います。柏はモチベーションが高く強かったけど、負けたらいけないという気持ちで戦いました。中心選手であるレアンドロドミンゲス選手の対応はある程度うまく行きました。ただ一回のチャンスをものにされたことは悔しいです。レアンドロドミンゲス選手もジョルジワグネル選手も何回もブラジルで対戦したこともあったので、特徴が良く理解していました。これからもお互いをリスペクトし合って戦っていきたいです。最近失点が多いですが、すべてディフェンスラインが原因ではありません、セレッソのセンターバック2人は日本でも有数の素晴らしい選手です。全体的にボールの取られ方を修正していくことで今後良くなってくると思います」

●キムボギョン選手（C大阪）:
「今日の試合は負けなかったことは良かったですが、内容的には相手に押し込まれることが多く、そこまで良いとは言えません。ディフェンスについてはバランスを意識してできたと思いますが、その分攻撃の厚みが無くなってしまいました。個人的にはコンディションを天皇杯までに100%に戻したいと思っています。柏とはJ2の時も対戦して、当時もとても強かったですが、今は新しい選手も入って更に強くなった印象を受けました」

以上