11月26日（土） 2011 J1リーグ戦 第33節
広島 4 - 2 大宮　（17:34／広島ビ／16,779人）
得点者：41' トミッチ（広島）、45'+1 佐藤寿人（広島）、56' 金澤慎（大宮）、64' 李忠成（広島）、71' 青山敏弘（広島）、88' 李天秀（大宮）
スカパー！再放送 Ch184 11/27（日）前08:30〜
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●ペトロヴィッチ監督（広島）：
「皆さんがご覧になった通り、サンフレッチェのサッカーができた試合だった。試合の内容は特別コメントする必要もない。広島で究極に攻撃的なサッカー・チームを見られたと思う。本当に素晴らしい攻撃的なサッカーを見ることができた。
今日のゲームについては、改めて選手に感謝したい。決していいコンディションではなかったが、最後の最後まで自分たちのサッカーを貫いてくれた。本当に感謝している。私自身希望することは、来シーズンもこういった素晴らしいサッカーで、さらに成長してもらいたいということ。
今日は本当に素晴らしいサンフレッチェの夕べになった。（日本語で）アリガトウ」

Q:サポーターに挨拶した時の気持ちは。
「どんな時も別れというものは悲しい。約６年、ここで仕事をして、改めてサポーターのみなさんの前に立ち、サポーターのみなさんの顔を見ると、すごく笑顔が多かった。今日の試合では、これまで５年半、私の仕事を見ていてくれた証だと思う。みなさん、本当にいい笑顔だった。私や私の選手たちの仕事が、見に来てくれた人に喜びを与え、感動を与えられたとそこで確認できた。我々の目指したところは、見に来てくれた人たちに何か幸せな気持ちを持って帰ってもらいたいということ。今日、間近でその成果を見ることができて、私は感動した。応援してくださったみなさんに感謝したい」

Q:広島は監督にとってどんな土地でしたか。
「私自身、幸せだった。この街で、このクラブで仕事ができたことを幸せに思う。広島で多くの人と知り合い、その人たちといい関係で仕事ができた。ここで生まれ育ったかのように感じさせてもらえたほど、幸せな時間を過ごすことができた。私の家族にとっても、人生で最も幸せな時間だった。だからこそ私はセレモニーで『サヨナラは言いません。なぜなら、私はまたここに来て、みなさんと一緒に仕事をするような気がする。だからまた会いましょう』と挨拶をしたわけだ。
私の人生の中で広島や日本の文化を知ることができて幸せだった。日本は本当に素晴らしい国だ」

Q:（通訳の杉浦コーチに対して）この５年半、監督と一緒にやってきて、どんな感想をお持ちですか。
杉浦コーチ「質問されると思っていなかったので…（苦笑）。監督からすごくたくさんのことを教えてもらいました。いろんな人のサポートがあって、ここまで頑張れてこられた。
広島という街は僕にとっても知らない街だった。でもこの５年半は………、監督も言いましたが、ここで生まれ育ったような気持ちにさせてくれるような暖かい人たちに囲まれて、本当に素晴らしい時間だった。選手、監督、スタッフ、会社のみなさん、メディアのみなさん、サポーターのみなさん、広島のみなさんに感謝したいと思います。ありがとうございました」

ペトロヴィッチ監督「今日は私にとってのホーム最後の試合。本当にこれまで、メディアのみなさんといい仕事ができたと思う。そのことに感謝します。みなさんのサポートなしに私自身ここまで仕事ができなかった。我々のチームが、広島だけでなく、全国のサッカーファンに“これがサンフレッチェのサッカーだ。面白いサッカーだ”と思えるようになってもらったのは、みなさんの力があったからだと思う。本当にありがとうございました。アリガトウ。
（会場から大きな拍手。監督が退室しても鳴り止まなかった）」

以上