12月3日(土) 2011 J2リーグ戦 第38節
鳥栖 2 - 2 熊本 (12:33/ベアスタ/22,532人)
得点者:19' 大迫希(熊本)、56' 早坂良太(鳥栖)、70' 矢野大輔(熊本)、76' 木谷公亮(鳥栖)
スカパー!再放送 Ch183 12/4(日)深02:00〜
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●早坂良太選手(鳥栖):
「徐々に実感がわいてきました。難しい試合でした。勝つのが一番でしたけど、引き分けでも(結果が出せて)よかったと思います。(今日は22532人と言う観客数のなかでの試合になりましたが?)こういう環境でやれるのは選手として幸せだと思います。僕たちも面白いサッカーをしなくてはいけないと思いますし、来季に向けてしっかりと準備をしたいと思います。
Q:通算得点は10ゴールと目標を達成しましたね?
「最初に決めていた目標だったので、途中で伸び悩みましたけど今日決められてホッとしています。とりあえず目標を達成できてよかったです。ただ、公言すると周りからのプレッシャーがきつくなるので来年からは言わないようにしようと思います(笑)」
Q:今日の得点の場面を振り返って。
「ああいうボールをくれてありがたかったですね。本当は勝つのがよかったんですけど、負けずに引き分けまで持ってこれたのは、今年のうちらしいゲームだったのかなと思います」
Q:来季J1での戦いになります。
「選手である以上は上のステージでやりたいと思いますし、どれだけやれるのかわかりませんがしっかりやりたいと思います」
●豊田陽平選手(鳥栖):
「全員の力で2位と言う順位になれたと思います。少しでも力になれて、いいシーズンだったのかなと。勝ち続けたわけではない中で、結果がすべての世界なので、勝ち取った事は評価してもいいと思います。(得点王ですね)僕は1人で打開する選手ではないので、周りのサポートがあってこそですし、あとは家族とかチームメイトとか、クラブスタッフとか多くの人が支えてくれたと思っています。僕だけのタイトルではないと思っています。今日も得点を取ってサポーターの期待にこたえたかったんですけど、期待にこたえら得ず残念です。ただ、得点王として名前が残ると言うことは嬉しいことですね」
●赤星拓選手(鳥栖):
「今日できれば最後勝ちたかったし、スッキリはしてないですけど、今日しっかり決められてよかったかなとは思います。(歴史を刻みましたね?)決して大きいクラブじゃなかったんですけど、みんな人一倍努力する選手・スタッフの集まりだし、素敵な仲間に恵まれて幸せでした。
誰一人かけてもこの結果は得られなかったと思いますし、今年でこのメンバーは変わってしまうんですが、(試合に)出ている出ていない関係なく、みんなで目標を達成できたことを誇りに思うし、その一員でいられた事をこの先一生絶対忘れないし、鳥栖に来て本当によかったと思います。」
Q:一緒に加入した選手や、そのあと入ってきた選手もどんどんいなくなるなかで、昇格への思いは一番強かったのではないかと思うのですが?
「そう言われるとね…(涙ぐんで言葉を詰まらせながら)すいません。まぁずっと僕はいいプレーばかりじゃないし、まだまだふがいないんですけど、そんな僕にいつも声援をくれるサポーターがいて、仲間がいてね。去っていく仲間とか引退して行く選手とかをずっと見送る立場だったんで、このチームをJ1にあげてやりたいと心底思ってましたし、何もチームに恩返しできてなかったんで、それを成し遂げるまではここに居続けようと思ってたし、そう言う想いでここに来たしね。それを今日成し遂げる事ができて、しかもいい仲間に恵まれて最高の舞台にあげることができたので、少しはチームに貢献できたかなと思います」
Q:このチームの強みは?
「みんながやるべき事を分かっているし、うまくいかなくてもみんなでカバーしながら調子のいい選手が悪い選手をフォローできるところかなと。自分たちの攻撃にはトヨ(豊田)がいたりミヌ(金民友)がいたり早坂がいたり、池田がいたり…まぁ他にも沢山いるんですけど、攻撃力は十分あったので、守備としてはしっかり守って前の手助けと言うか…そう言った助け合いと言うか、一体感が強さになったと思います。
序盤はうまくいかなくて勝てない時期もあったんですけど、勝てなくても引き分けとかを挟みながら本当に小さな一歩でしたけど前に進んで、勇気をもって取り組んだ結果だと思います」
●岡本知剛選手(鳥栖):
「うちは魅せるチームではなくて、チームの為に100%の力を出して、それプラス自分の良さを出すチームなのに、前半はみんな魅せようとしていたのいつものゲームができていなかったと思います。
(今日は22532人ものサポーターが集まりましたが?)やっぱり気持ちいいです。自分たちも頑張らないといけないんですけど、これからも1万人くらいは平均で入って欲しいですね。J1に上がってからの事はまだ今は何も考えていないです」
●呂成海選手(鳥栖)
「本当にうれしいです。一員として少しは貢献できたかなと思います。シーズンはいい形で終わったと思うんですけど、残念な気持ちもどこかにあります。今日の結果云々と言うわけではないんですけど、なんとなく…(苦笑)何と言うか…実感がまだわいていないと言えばいいのかな…。
今日は出られない人の分まで力を出してやろうと思っていました。今年は去年と比べてコミュニケーションもとれるようになりましたし、個人的に少しは成長できたかなと思います。来年は、J1で今やっている以上のものを出してファンが失望しないように最善を尽くしてやって行きたいです」
●藤田直之選手(鳥栖)
「ホッとしています。嬉しいと言うかまだ実感がわかないです。最後に勝ちたかったですけどね…シーズン前半は怪我で棒に振ってしまったんですが、昇格を目指してリハビリに励んでいました。リハビリ中は上から見ていてボランチの動きとかが勉強になりましたし、自分がここに入ったら…と思っていました。ロングスローは相手からしたら嫌だと思いますし、武器になったと思います。リハビリ中に上半身のトレーニングをした成果もあるかもしれません。
(自分が)得点を取れるに越した事はないんですけど、個人的には途中からアシストランクで上位に行けそうだったので、そっちを伸ばしたいと思っていました。ただ、やっぱり1点くらいはとりたかったですね。
今年は負けた後の切り替えがうまくできていいたし、メンタルの強さが出たと思います。先制されても逆転する力もあったし、諦めない選手が揃っていたと思います」
●金民友選手(鳥栖)
「今日は前半が終わった時点でダメだと感じていたし、後半の方がゲームの内容もよかったです。負けずにちゃんと追いついて引き分けにできた事は幸いでした。(来年はJ1ですね?)初めての経験ですし、素晴らしい選手たちが揃っているので不安もありますが、それでも早くやってみたいと言う期待の方が大きいです。いい準備をしてさらに発展できるようにしたいです」
●菅沼駿哉選手(熊本)
「勝ちたかった。熊本に来た恩返しをしたかったので、2-1で逃げ切りたかった。追いつかれたのは僕自身の今後の課題にもなる。2点目は競り合ってこぼれたところをいかれた。誰が競るかははっきりしていたけど、クリアの質が良くなかった。豊田選手に仕事をさせないのが目的で、そこはできたと思うけど、中で合わせられるシーンはあって、崩されての失点ではなかったけれど悔いが残る。1点めは豊田選手にはついていたけど、早坂選手をフリーにしてしまった。J1昇格する鳥栖を相手にどれだけできるか試したかったけど、もったいないゲームだった。試合に出て学ぶ事が多かったし、どんな内容でも負けると得るものが少ないと感じたので、勝ちにこだわってこれからも臨んでいきたい」
●武富孝介選手(熊本)
「1年終わったなぁという感じ。今日はサッカーにならなかったというか、お互いに気合いが入っていて、ガチャガチャやっている感じだった。昇格する相手というよりも、九州ダービーという意識の方が強かったけど、攻撃の形をあまり作れない中で2点取れたのは良かったと思う。パスの質とかゴールを狙うチャンスも相手の方が多かったけど、大きく離れているかというと、そこまでは感じなかった。ただ、個々のイメージが合ったり、コンビネーションは相手の方が良かったので、そういうところの差はあるなと思う。いろんなことを経験できた1年だったけど、物足りなさも感じているので、また来年頑張りたい」
●大迫希選手(熊本)
「これだけいいグラウンド、いいスタジアムで、たくさんの人が入ってくれて、熊本のサポーターもたくさん来てくれた。今シーズンの恩返しの思いもあって、得点後はゴール裏へ行った。やっている僕たちも楽しくて、見ている人も楽しんでもらえたと思うし、気持ちのこもった試合ができたと思う。勝って終われれば良かったけれど、自分自身では点が取れたのは良かった。セレモニーを見て、来季は自分たちも達成したいと思う。この2年間結果が出ていなかったので、結果にこだわってきたシーズンだった。5得点だけどまだまだ取れる場面はあったので、来季は2桁得点を目指したい」
●齋藤和樹選手(熊本)
「もっと裏に抜けられると良かったと思う。1年目でも結果を残したかったけれど残せなかったので、来年は結果を残せるようにやりたい」
●原田拓選手(熊本)
「バランスを見ながら、エジ(エジミウソン)を前に出せればと思っていたけど、自分が前に出て行く時はエジが見てくれていた。2失点したがそんなに危ない場面はなくて、後ろも頑張ってくれたと思う。それでも前に大きい選手がいるし、サイドからのクロスなどには勢いを感じた。3バックは初めてだったけど悪くなかったと思うし、いいオプションになればと思う。試合前にも、このメンバーでやる最後の試合だから、1年間やって来た事を出そう、たくさんのサポーターの前で見せつけてやろうということをエジが話して、いい方向にいけた。1年終わって、目標が達成できなかったのは残念。鳥栖がそれを達成して、こういう雰囲気になるんだなというのは感じるし、やっぱり羨ましい。来季は自分たちが達成したいと思う」
●片山奨典選手(熊本)
「(原田)拓さんといい関係でボールを受けられて、拓さんもタメてくれて、久しぶりにいい突破ができたと思う。前半は狙っていた形ができていたけど、後半は落ち着きどころがないというか、拓さんと離れてしまって、パスで崩すのが難しくなって蹴り合ってしまった感じ。この1年間は自分もチームと同じように苦しい時期があったけど、最後、納得できるパフォーマンスを見せることができて良かった。ただ、もう少し早い時期にエンジンがかかれば良かったなと思う」
●筑城和人選手(熊本)
「鳥栖の勢いは感じたし、前の力強さもあったけど、抑えられる点だったので悔しい思いはある。クロスの対応も練習でやっていたので、それで決められてしまったのはもったいないし、やられちゃいけなかった。ただ、狙いとすることはある程度できた。それでも勝てなかったのは、鳥栖が粘って来た強さもあったのかなと思う。最後は勝って終わりたかったので、結果的には残念。個人的には、いろんな経験ができて成長できたシーズンだったと思うので、来年に生かしていきたい」
●矢野大輔選手(熊本)
「今日はヘディングも当たっている感じがあって、勝負できるボールがくれば突っ込んで行こうと思っていた。入らないのもあったけど、1本入れられて良かった。チームとしても今日はコーナーキックが多かったし、セットプレーで取れるとやっぱり大きい。こういうところで取っていかないと、なかなか積み上げていけない。守備に関しては、もっとシンプルにやれば良かったなというのがあって、クリアが多いのでつなごうとしたのが裏目に出たかなと思う。ファーの豊田選手を見ている時に早坂選手が入って来て、その前で何とかしなきゃという部分もあるけど、つながずに蹴っていても良かった。鳥栖はいいボールが何回も入ってくるし、チーム全体でチャンスを作っているから23点取るFWの結果にもつながっているのかなと感じた。サイドに振りながらFWに入れるだけじゃなくて、DFからポゼッションするところはしっかりポゼッションしていたし、そういうのを続けてきて、5位とか6位の位置に何年もいて戦ってきたことが、今年の結果につながったんだと思う」
●南雄太選手(熊本)
「スタジアムの雰囲気もJ2じゃないような雰囲気で、たくさんの人が入ってくれてモチベーションの上がる舞台だった。それに見合うというか、点も入って見ている人にとっては面白い試合になったと思うけど、2失点は残念。今シーズンは苦しい事が多く、うまくまとめられなかったのは悔いが残るけど、しっかり休んで、来季は気持ちを切り替えてやりたいなと思う。サポーターにとってもフラストレーションの溜まるシーズンになったと思うけど、遠くのアウェイにもたくさん来てくれて感謝しているし、この後押しを続けてほしいと思う」
以上
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