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【2012Jリーグプレシーズンマッチ 岐阜 vs 磐田】レポート:長良川に響いた勝利の行進曲。様々な修正点はあるが、目前に迫った開幕戦に向けて価値ある一勝を挙げた岐阜。敗れた磐田はこのゲームをどう捉えるか、だ。(12.02.26)

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2月25日(土) 2012Jリーグプレシーズンマッチ
岐阜 1 - 0 磐田 (13:00/長良川/2,810人)
得点者:89' 関田 寛士(岐阜)
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それまでのハードワークが最高の形で実った。89分、相手のファウルで得たFKを野田明弘がキック。ゴール左から放たれたボールはきれいな放物線を描き、ゴール前でフリーとなった関田寛士の頭へぴたりと届いた。「(ゴールシーンは)全く覚えていない」と初々しさを見せる大卒ルーキーの一発で勝利したのは岐阜。ホーム・長良川で味わった勝利は貴重な“成功体験”となり、とりわけメンタル的な部分で今後の糧となるはずだ。スタンドのサポーターにとっても昨季最下位に沈んだチームに明るい“兆し”を見た一戦だったのではないだろうか。試合後、ホームチームへ割れんばかりの声援が送られていた。

ホームの声援に後押しされた岐阜はカテゴリーの異なる相手に序盤からアグレッシブに仕掛けた。この試合最初のビッグチャンスを演出したのは染矢一樹。試合開始早々、自陣からのロングボールに反応し、最終ラインの背後に抜け出してGKと1対1に。右足のシュートは磐田・八田直樹のファインセーブに惜しくも防がれゴールはならなかったが、相手の肝を冷やすには十分。主将・服部年宏は「(磐田が)多少前から来ていたので裏が空くかな、とは思っていた」と状況を説明してくれたが、最終ラインを高い位置に設定した相手の背後をものの見事に突破したシーンであり、染矢のスピードが存分に発揮された場面だった。

ただし、ゲームが落ち着くとボールを支配したのは磐田。試合直前の練習で見せたように左サイドバックの山本脩斗が高い位置を取り、右サイドバックの藤田義明がタイミングを見て内側へしぼることでチョ ビョングク、菅沼駿哉の3枚で後方からボールを動かした。また、小林裕紀が最終ラインまで下がってボールの出し手となるなど変化をつけながらビルドアップを図った。後半途中に山本康裕、ペク ソンドンを投入し、さらに攻撃的にシフト。“決めるだけ”という決定的なチャンスを何度も作ったが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

勝利した岐阜・行徳浩二監督は「勝ったことで勢いがついてくれればと思う。ただ、まだ修正点がたくさんあるし、まだなにも始まっていない」とあくまで謙虚にゲームを総括。また、チームの仕上がり具合を問われると「共通理解ができつつある段階。これから精度を上げていかなければいけないが、やっとスタートラインに立ったというような感じ」と回答しているが、こう付け加えている。「チームを作っていく中で“仕上がる”ことはまずありません。試合をして、修正をして、という繰り返しを1年間ずっとやっていかなければいけないと思う」。

この言葉はそのまま磐田にも当てはまる。この敗戦は“不覚”と言うほかにないが、まだ結果を問われる時期ではない。ただし、この結末に至ったプロセスを十二分に検証していく必要はある。森下仁志監督は試合後、長良川から磐田市内のクラブハウスへ戻ると、すぐさまこの一戦の映像に目を通したという。来月の開幕戦には前田遼一、駒野友一ら現時点でのベストメンバーが揃うが、もちろんその点も考慮していくことになるだろう。

両者にとって重要なことはこのスコア・内容をどう捉え、いかにブラッシュアップしていくかである。全ての始まりはあくまでも3月だ。

以上

2012.02.26 Reported by 南間健治
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