2月26日、曇天の福岡は、感じられていた春の訪れが足を止めてしまったような肌寒さ。町をダウンコートを羽織った人たちが行き来する。しかし、その中心部にある福岡市役所西側ふれあい広場は、そんな寒さを吹き飛ばしてしまいそうな熱気がこもる。
「アビスパ福岡キックオフフェスタ2012」
1週間後に迫った開幕を待ちきれないファン、サポーターが、選手との触れ合いを楽しむために、そして今シーズンをともに戦うことを約束するためにやってきた。その数は約1800人。誰もが笑顔を浮かべている。
チームの強化を担当する統括部長を筆頭に、監督、コーチングスタッフを総入れ替え。選手は主力メンバーを中心に11人が去り、10人の選手がやってきた。チーム規範、戦術も含めて、すべてを新しくしたチームは昨シーズンまでとは全く別のチーム。正直に言えば、不安がないわけじゃない。けれど、新しくなったチームは、それ以上の期待感を私たちに与えてくれている。決して、単なる希望的観測ではない。彼らが雁の巣球技場で見せる姿の一つひとつが、これから始まる戦いに期待を抱かせてくれるのだ。
そんな選手たちを従えて、前田浩二監督は開幕に向けて次のように話す。
「福岡の子どもたちに夢と、希望と、感動を与えよう。そして、福岡の町に活力がみなぎるように頑張ろうと、いつも選手に伝えています。それを目的に、J1昇格することを目標に掲げています。その目的、目標を見失わないように、一歩一歩、進んでまいりたいと思います。若き精鋭たちが、博多の森のレベルファイブスタジアムで躍動すると思います。選手は、とてもいい面構えをしていますし、彼らはかなりやります。西田剛の言葉を借りれば、マジでやります。マジで楽しみます」
チームの数値目標は「得点76、失点34、勝点90」。その結果として「J2優勝。J1昇格」のゴールがある。その設定に際し、前田監督はひとつのエピソードを披露してくれた。
「過去5年間の優勝チームの数字を42試合に比例按分して算出した数字。高い数字だと思うが、ミーティングで選手たちにやってみるかと尋ねたところ、『是非、やりましょう』と言ってくれた」
簡単に到達できる数字ではない。だが、昨シーズンの悔しさを晴らすために、自分を変えるために、手に入れなければならない数字。誰もが強く胸に刻んでいる。そんな彼らの戦いが心に響かないわけはない。
3月4日、福岡は新しい姿でレベルファイブスタジアムのピッチに現れる。その姿に、スタジアムに足を運ぶファン・サポーターが想いの丈を声援に変えて選手たちの背中に送る。その興奮のスタジアムで「心が震える試合をする」と話す前田監督。いよいよ、2012年型福岡の戦いが始まる。
以上
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2012.03.03 Reported by 中倉一志
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