●曹貴裁監督（湘南）：
「ありがとうございました。いつもですけど、遠い中、天候の悪い中、ここまで来てくれたサポーターには、本当に感謝しています。前節の熊本戦の後、熊本戦で学んだことを生かそう、具体的には戦う気持ちだったり、セカンドボール、球際だったり、そう言うサッカーの本質的なところに戻ろうと、選手たちには言っていました。前半はちょっとグラウンドの問題だったりがあって、相手に押されてリズムがつかめなかったですけど、後半、しっかり修正して、自分たちのリズムでやれたことについては、選手たちの頑張りに感謝したいと思います。あとは、いろいろアクシデントもあったりして、今日（今季）初めてスタメンで出た選手がいました。特にＧＫの金永基は、1年9カ月前に大きなケガをしてしまい、選手生命が危ぶまれるようなケガだったんですけど、今日は堂々と、プレーしてくれたことは、監督としてありがたいと思いましたし、それをサポートした周りの選手たちにも、感謝したいと思います」

Ｑ：下村選手の先発起用の意図と、効果についての評価は
「経験もある選手ですし、ずっと良い準備をしていました。われわれのスタイルは、システムにそんなにこだわっているわけではないので、今の状況で一番、スタイルを出させる選手ということで、下村が必要だったので、アンカー気味のボランチに起用して、もう少し前に圧力をかけようと思っていました。ただ、ちょっとグラウンドがスリッピーだったりして、ボールが収まらなかったので、前半は、相手にプレッシャーをかけようとしたところで鼻先をつつかれる形で、外されていました。あのままやっていればどうなったかは、想像の話になってしまいますので、あのポジションでチームを落ち着かせるということで、彼を起用しました」

以上