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【J1:第6節 F東京 vs 鹿島】ランコポポヴィッチ監督(F東京)記者会見コメント(12.04.14)

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●ランコポポヴィッチ監督(F東京):
「皆さんコンニチワ。私は、試合前に不安を感じていました。それは自分のチームが相手よりも力がない、劣っていると思ったという意味じゃない。鹿島の今の順位というのは、彼らの力から考えると、非現実的だと思っていた。そして、ここまで勝ちがなかったのは試合内容を見ていても不思議なぐらいでした。私たちのチームは、今日はナイーヴさが出てしまったというゲームでした。勝点が取れなかったということは、この試合で悪かった点。しかし、内容的には悪くはなかった。1−1に追いついてからどういった終わらせ方をすべきかというところで、うちのチームにナイーヴさが出てしまった。私たちは、高いラインをキープしてプレーしているので、いつもリスクを背負いながらプレーをしています。だからどういう風に、ゲームを支配していくことに重点を置いてプレーしている。今日も大部分でそれができたと思っています。しかし、今日は、自分たちの背後のスペースを使われて失点してしまったという事実から学ばなければいけないこともあると思っています。それに私たち自身が相手にアシストしてしまった。試合を通じて主導権を握って支配していたし、ゲームを振り返ってみても何度かいい崩し、コンビネーションでチャンスを作れたことも評価できると思っています。

私たちは全ての試合で勝ちに行くと常に言ってきた。そして攻撃的に、相手よりもより多く得点を奪うということも話してきた。ただし、今日の試合展開、天気の状況などを考えて1対1に追いついた後、攻撃的に前がかりになってしまったが、そこで残り時間を考えて最悪でも1対1だという風に選手自身が考えてリスクマネジメントをする、試合を終わらせるというやり方を取れなかったのは、チームとしての若さ、ナイーヴさが出たと思っている。そういう意味で鹿島のように賢く戦えなかったと言えるかもしれません。鹿島には素直におめでとうと言いたいが、我々が劣っていたわけじゃない。ただし、賢かったとは言えるでしょう。シーズン当初から魅力的なサッカーを見せると言ってきた。今日もそういうサッカーを見せられたが、結果はついてこなかったけど、試合内容に関しては悪くなかったと言えると思います」

Q:今分かる状態でいいので、権田選手の状態は?
「靭帯に関わる大きな怪我ではないと考えています。MRIで検査をしてみないと正確なことは言えないが、現時点では大きな怪我ではないということだけです。やはり女性の質問は違いますね。選手の健康を気遣ってくれる。その後に、サッカーの質問をしてくれる。アリガトウゴザイマス」

Q:互いにカウンターを狙う傾向が強かったのでは?
「見返さないと、確実なことは言えない。確かに、私の印象でも前半は2、3度しかカウンターでしかチャンスを作れていなかったと思う。しかし、後半に関してはほとんど相手陣内で崩した形もあったと思います。スリッピーなグラウンド状態の中ということもあったし、中盤の選手のバランスもそこまで上手く取れていなかったということも原因にあると思いますが、相手のカウンターでうちから2点を奪った。ただし、その失点もうちのミスから。相手に崩されたというよりも、うちが自分たちのミスから自分たちの首を絞めてしまった。1失点目に関しては、フリーな状況でボールを持った選手がいたので、周りの選手も前がかりになった。そこで、相手にボールをプレゼントしてしまったからカウンターを受けてやられてしまった。内容自体は悪くなかったと認識しています。問題は、どうやって試合を終わらせるかの賢さと、経験が足りなかったことだと思います。そして、前半にあのような形でGKを代えざるを得なかった。それによって自分たちが有効に交代カードを使うことができなかったことも試合を終わらせる上では影響したのかもしれません」

以上
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