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【J1:第7節 大宮 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(12.04.21)

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●チョ ヨンチョル選手(大宮):
「この一週間、みんなでしっかり準備してきた。相手のDFラインの間に隙があるということは試合前の分析で分かっていたので、ねらっていた。渡邉大剛からすばらしいボールが来て、流し込むだけだった。初めてのダービーを楽しみにしていたし、その舞台でゴールを決められてうれしい。勝つことだけを考えていたし、気持ちよく勝利できた。大宮に関わる全ての人たちで勝ち取った勝利だったと思うし、自信を持ってこれからも進んでいくことができる。今日がホーム初勝利だが、また次の試合も勝って、2連勝、3連勝としていけるように、今日の勝利におごることなく切り替えて、しっかり準備していきたい」

●北野貴之選手(大宮):
「我がホームで一番燃える相手に勝ちきれた、今シーズン初めての完封勝利でもあって、それは言うことなしだけど、後半の戦い方は反省しないといけない。一人減ったわけでもないのに防戦一方になってしまった状況というのは好ましくない。1点取られたら、そのまま2−1で勝てる状況でなく、2−2まで行かれる展開だった。大事に攻めていけば良いものを、中盤でパスミスが続いたシーンがあった」

Q:ステップアップしていく糸口はつかめた?
「勝ったということが一番かな。前半は良い内容で2点取れたが、後半、もう一点取ったり、もっと相手をいなすようなサッカーをして、試合巧者的に終わることができれば。今日はこうした緊迫した中でしっかり勝てた。体を張ることができた。これをベースにしなければならない」

Q:スーパーセーブでチームを救いました。
「1点取られると厳しいと思っていた。防戦一方だけどそんなに崩されず、うまく撃たせることもできていた。でもやっぱりツイていたかな。弾いてもすぐに詰められることもあるし、弾くつもりでディフェンダーに当たることもある。今日はしっかり弾ききれたのは、それもツキだと思うし、難しいシュートに上手く反応することができた。練習の中でいつもやっていることだけど、そのおかげだと思う。今日は素晴らしいホームの雰囲気の中で、ツキを味方にすることもできた。それはすごく大事なことなので、どんな状況でもツキを味方にすることができるように、日々の練習からしっかりやっていきたい」

●渡邉大剛選手(大宮):
「レッズは守備の時はしっかり引くチームなので、カウンターを仕掛けられるところはしっかり行って、無理だったらポゼッションに切り替えることを意識した。後半はロストボールが多く、自分たちの攻撃の時間が短かった。そこでもっと時間を作れれば相手も嫌だし、ボールを持っていれば失点の確率も減る。今日は何とかゼロに抑えられたが、そこはしっかり修正していかないといけない。守備でも中途半端にプレスに行って剥がされるのを嫌がって、大事に行ってしまった。柏木がボランチに入って原口が前に出てきて縦への速さがあったので、そこのケアも前半より注意深くやる必要があった。その結果すごく引いてしまった。できればもう一点取りに行きたかったが、中途半端に行って失点するより、2点リードがあるからしっかりしのごうと。我慢していればチャンスはあると思ったし、実際にチャンスも作れた。そこで決められたらもっと楽だったけど、無失点で抑えられたので、まあ良いかなと。ただ、奪った後のボールをしっかり動かして敵陣までしっかり運ぶことをやっていかないと、今日は良かったけどこれからの試合が苦しくなる。ちょっとしたサポートというか、アングルとかの部分で、ちょっと動くだけで局面は打開できる。そこはもっとやっていきたい」

Q:1点目が入ったあと監督のところに行っていたが、どんな指示を?
「呼ばれたわけではなかったが、自分から『このままでいいか?』と確認に行った。監督も『そのままで良い』ということだった」


●柏木陽介選手(浦和):
「今日の試合は一番やられたくない展開になってしまいました。ですが自分達は落ち込む必要はないと思っていますし、今まで通り自分達らしいサッカーをしたいと思います。
(今日の相手の印象は?)あそこまで相手が引いてくるとは思いませんでした。攻撃の時に中へ中へと行きすぎた部分があったかもしれません。もう少しサイドからゲームを作っていきたかったと思います。ワンツーや、裏からの飛び出しなど、再度で2対1の状況を作りたかったです。あと、全体的にシュートの数も少なかったです。立ち上がりがあまり良くなくて、その後もなかなか修正ができませんでした。もっと落ち着いてボールをもって、崩せなかったら後ろに一度戻すなどして時間をかけてもよかったかもしれません。ですがチャンスが無かったわけでもないですし、決めるところで決めたかったです。下を向いていても仕方ないので、前を向いていきたいです」

●加藤順大選手(浦和):
「立ち上がりの失点が痛かったです。やはり先制した方が有利になりますし、先制点が取れなかったことが試合を決めてしまいました。今日の反省を次に生かしていきたいと思います。ハーフタイムでもうこれ以上相手にやらせないという話をしました。結果が出ず反省しないといけません」

●坪井慶介選手(浦和):
「ミスが失点につながってしまいました。失点してもまだ時間はありましたし、チャンスは作れると信じていました。やみくもにやらずに、自分達をのサッカーをすることが大切だと思っていました。今日は負けてしまいましたが、まだまだ試合は続きます。しっかりと反省をして、自分達を信じて、次に向かって準備をしたいと思います」

●永田充選手(浦和):
「(守備については?)相手の2列目の選手を捕まえ切れませんでした。もう少しスライドを早くしたり、受け渡しの判断も早くすべきだったと思います。(最終ラインが深い印象でしたがどうでしたか?)いつもの通りのつもりでしたが、少し相手にスペースを与えてしまいました。(試合の入り方は?)みんな集中して入っていたと思いますが、失点してしまったのが痛かったです。ボールを散らしながら中を使えていたのは良かったと思いますが、点が入らなかったことが今日の結果を左右してしまいました」

●槙野智章選手(浦和):
「後半は良かったですが、相手の守備に苦しめられてしまいました。
(ラファエル選手については?)監督からも注意人物だと言われていましたし、僕自身もラファエル選手がとても良い選手だとしっていたので注意していました。ずっとマークをしていたのですが、スキを突かれて失点してしまいました。(課題は?)相手が引いている中で後ろから数的優位にしたかったです。ポゼッションをしていても壁を崩すことができませんでした。攻撃に関してはもうひと工夫、ふた工夫したかったです。個人的にもロングシュートを打つ、クロスを上げるなど色々と工夫出来たと思っています。
(次の試合に向けて)連敗はあってはならないことだと思いますし、上の順位で戦うためにしっかりと準備をしたいと思います。自分達のサッカーを続けることが大切です。
(サポーターからのブーイングは?)サポーターに申し訳ない気持ちです。次は良い結果を出して、サポーターに喜んでもらいたいです。チームとして一番の薬は勝つことなので、まだ開幕から7節ですし、最後に上の順位にいることが大切なので、負けた中で反省をして次に活かしていきたいと思います」

以上
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