●川勝良一監督(東京V):
「首位とのゲームということで、多少硬さはあったんですけど、前半はそんなに大きく崩されたってこともなかったし、シュートの本数もゲーム全体としてもそんなにウチとしては大きく外れたことはないと思う。残念なのは、落ち着きがまだない。良いところまで運んで、最後で余裕が持てない。それが失点のシーンでも、集中を切らしてそのまま崩れる。1点取られると、ウチはみんな野球でいうと満塁ホームラン打たれたみたいにダメージを一様に受ける。そこをもうちょっと改善できないと、昇格する上で、こういう競ったゲームをする時に(厳しい)。全員が過敏に反応し過ぎてちょっとの時間冷静さを欠くというのは、ここ2年間見てきてもなかなかその強さっていうのが出てこない。西とか、今日はいない巻とかが持っている、ゲーム中に起こるアクシデントへの対応能力がちょっとまだ低い。せっかく良いパフォーマンスして、それが再開できそうな時でも、冷静にやっていけば1点取れるシーンとかでも、その後も能力的には十分やっていけるのに、自分たちで崩れていきそうな。それもメンバーを再考しながらも、考えていきたいということです。」
Q:今日の試合前には日テレ・ベレーザの試合が行われ、ベレーザが勝ちました。アベック勝利にはなりませんでしたが、その点については?
「それは勝てればよかったですけど…。この場でその質問に答えても、あまり意味がないと思うので、いいです」
Q:バタバタしてしまって、すぐに2点目を取られてしまうとおっしゃいました。それを落ち着かせるための声を、例えば19歳キャプテン小林祐希などに期待できますか?
「ただ、去年もキャプテンは30歳ちかい富澤で、同じ現象だったんですね。だから、例えばベテランという表現はあまり好きではないですが、サッカーで経験値を考えるんだったら、どっちみちPKで決められるんだったら、みんなでレフェリーに近づいていっても意味がないしね。それはもう私がみて、毎回そういうのに反応しても何の効果もないし、圧力かけてもまったく意味ない。そこで速く縦にボールをもっていける、切り替えてっていうことができる選手は、去年やっと巻が入って、それが新鮮に見えた。だから、勢いがある時とか戦闘意欲は、一定の条件がつけばウチはある。ただ、そのために腕章を30歳が巻いても、19歳が巻いても、誰が巻いても同じだと思う」
Q:そういう意味ではなく、他に今名前の上がった西など、バタバタしたところで叱咤激励できたり落ち着かせることができる選手がいるか? ということです。
「いないですね。だから逆に西とか巻の加入が大きかったりとか、ウチのスタイルに合う選手だけど、プレー以外でもそういうゲーム中のアクシデントに対応できる、本当の意味で強いのか、切り替えが本当に上手くできる選手。1失点でもまだ時間もあるし、相手もPKでやっと点を取った。あまりチャンスもなかったし、ゲーム自体は逆にヴェルディの方がゴールキック0だしシュート数も多いし、全然悪いゲームしてない。その1点を跳ね返すような、昨日のJ1みたいに3点とれる能力はあるのに、自分たちでそれを消してしまう。だから、本当は西と巻が腕章をつければいいけれども、スタートの時点では結局一番若いのに着けさせて、自分がベクトルをJ1に向けながらやるっていう。ウチの最大の弱みのひとつはその辺だと思いますよね」
以上
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