●小林伸二監督(徳島):
「前節のゲームから今週のトレーニングは決して悪くなかった。今日と次節はホームなので、実を言うと楽しみなゲームの一つでした。ちょっと幾つかのミスでリズムを崩すところが前半にありましたが、前半についてはある程度落ち着いてできたのかなと思います。あの時間帯にCKを取られてしまったというところはもったいなかったです。後半については少し入りが悪くて、どうしても1本目はボールに行くのですが、全体が連動してボールに機能していかない、1つだけ(最初のアタックだけ)というところが予想以上に動きが単発だったなと思います。それと逆に、福岡のアプローチを受けている(と感じている)選手がいて、思っていたよりもプレッシャーを感じていたなというふうに見えました。もう少しやれてもいいのではないかというところがありますが、なかなか表現できずにいるのかもしれないし、ちょっとしたプレッシャーの中でどうしてもイージーミスが出たりということがあるのかなと。球際の甘さとイージーミスがちょっと目に付いたなという感じがします。
いいと思った布陣でチャレンジしてみましたが、実際自分の中でもバランスとして良かったのかなという想いがあります。流れの中で選手を代えていきましたが、スタンバイの選手は思った以上にいい仕事をしてくれた、流れの中でポジションも変えましたがチャンスも作れているし、いい形だったのではないかと思います。タイミングよくトップの選手にくさびも入るし、そういうところで上手く流れたのはメンバーをいじってからでした。もう少しきちっと選手を固定して決められればいいのですが、なかなかそこができていないということもあります。
サポーターには申し訳ないし選手も苦しい想いをしていると思いますけど、その中で新しい発見として見えてきたところもあるので、そこは大事にプラスに、肥しになるように次のゲームに向かって準備をしていきたいと思います。
前半は成岡選手が脇に入ってくるところぐらいが気になる程度で、出来としてはそう悪くはなくて、ミスから相手ボールになったりしましたが、悪くはなかったと思います。特に失点する前の2つくらいのチャンスが入っていれば、状況は全然変わっていたなということもある。でもあそこに、今の場所に、今の時間帯に何をしなければいけないかということは、29歳くらいの平均年齢のチームなので、そこはわからないと、やりたいことをやるというふうにしか思えない。若い選手だったらそこはそこですが、今の状況だったり、今のリズムだったり、今の時間帯だったりということを計算しながらプレーを選んでいくと思うんですよね。そこを目一杯のところでやっているふうにしか見えない。それは結果が出ていないので『何とかして』という気持ちが強いのかもしれませんが、もう少しそこは話をしながらコントロール、整理していかなければいけないなと思っています」
Q:花井選手とエリゼウ選手の中盤は今日だけのものなのか、それとも今後を見据えてのことなのか?
「今までエリゼウはセンターバックでしたが、自分が見た中ではボランチでも使えるなというのが少しあり、その準備をしていました。花井についてはもともとボランチの選手ですが、DFラインでボールが収まらなかったのでサイドバックで使っていました。右サイドに考えていた西嶋がシーズン初めから怪我をしていたこともあります。また西嶋が戻ってきたときには逆の那須川がコンディションを落としていたので、そのままサイドバックで起用していました。ただ今週の紅白戦でも試してみましたが、思ったよりもできていたなという感想でした。くさびが簡単にボランチの位置から入るので、受けたFWがアングルを変えると2本くらいのパスでシュートまで行くことができています。そこはボランチが変わるだけで違ったなと思っています。そういうことを含めながら、まだ適材適所を私自身が把握できていないのかなと、今日のゲームなんかで、やはり2点目もイージーミスで流れが変わって失点なんですよね。つなぎ目に入ったボランチが球際が弱かったりイージーミスが続くようだと厳しいのかなと。何というか、プレッシャーがあるから広げて(逆サイドへ)コントロールできない、どうしても同サイドへしか流せないという、非常にプレッシャーを感じているなと、もう少し開いて脇に付けられないかなと前半感じたところもありました。その辺も含めて、2人(花井選手とエリゼウ選手)はいい形を途中からですが表現したのではないかと思います」
Q:楽しみにしていた今日のゲームを0-4で落としたが、次のゲームに向けて継続してやっていくことや変えていかなければいけないことを、現時点でどこと考えるか?
「そうですね、先週やっと失点がなくなって、後半はいい形が作れていたというところでいくと、今週のトレーニングもモチベーション高くやってくれたと思います。福岡も個はありますがまだチームになっていないところだったり、今自分達がやっているところにアプローチよく食いついてくれたりするとスペースができて飛び出すこともできるなと思っていましたけれど、なかなかそこまでに舵を取れないというか、ボールを捌けないというのがちょっとあったかなと」
以上
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