今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第16節 大分 vs 千葉】プレビュー:今節屈指の上位対決。我慢比べを制するものが勝利する。(12.05.27)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
勝点28で6位のホーム大分が、同30で3位の千葉を迎える上位対決。今節屈指の好カードである。両チームとも好調をキープしており、大分は8戦負けなしと勝負強さを発揮し、千葉は5連勝中で直近の2試合では10得点と爆発的な勢いがある。ここまでの総得点は大分がリーグ4位の23得点、千葉が同2位の26得点と両者の攻撃力に目がいきがちだが、実はこの2チームの共通項を挙げるならば、守備力と言って過言ではない。総失点数は大分がリーグ3位の13失点、千葉が同1位の8失点と互いに堅守のチームである。

大分の田坂和昭監督の千葉の印象はこうだ。
「5連勝と好調の要因は守備。チームとしてオーガナイズされている。攻撃は個々の能力が高いが、カウンターからの得点が多い。しかもサイドからのクロスが多い。木山の狙っているところは僕と似ている」
千葉の木山隆之監督とは、高校の頃から各世代代表で一緒にプレーした旧知の仲。会えばサッカーの話しばかりする、という両指揮官はサッカー観が似ているのかもしれない。だからこそ負けたくない気持ちは強い。
木山監督は、前節の熊本戦に快勝した試合後に「ある程度、納得したゲームができたんじゃないかなと思う。“次の大分戦”が本当に大事な試合になると思うので、また1週間、しっかりコンディションを含めて整えて臨みたい」と勝って兜の緒を絞めた。これまでの2試合のような派手なゴールショーより、手堅く勝点を奪うサッカーに徹する。そんな意思の現れなのか。
 
互いに守備意識が高く、均衡した試合になることが予想される。じれないで辛抱強く、自分たちの流れがくるまで耐えることができるか、その辺りがポイントとなるのだろう。
田坂監督は「千葉はボールの取りどころがない。全員が1、2回連動したところでボールは奪えない。続けることが大事」と説き、今週の練習では各ポジションで映像を見せ、守備意識を徹底させた。

では最後に勝負を決するのは…。大分と千葉の対戦において外せないのが、過去の対戦成績データである。これまでのリーグ戦は14勝3分1敗(J2では3勝1分)と千葉が圧倒している。このデータについて、昨季まで千葉の一員として試合に臨んでいた村井慎二は「少し状態が悪くても勝てるという意味のない自信はあった」と、千葉にとって大分はお得意様であることを認め、「気分よくジェフはくると思う」と話した。
データで判断すると断然に千葉優勢である。ただ、何が起きるか分からないのがサッカーだ。「どんな強いチームにも盲点はある」と語る田坂監督が09年以来の勝利をチームにもたらすか。それとも千葉がこれまでのようにカモるのか。J2降格同期生の対決は見どころ満載である。

以上

2012.05.26 Reported by 柚野真也
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着