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【J2:第19節 富山 vs 徳島】プレビュー:復調気配の両者が激突。富山は守から攻へのスムーズな移行がポイント(12.06.12)

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長いリーグ戦も折り返し地点が近づいてきた。ライバルたちに遅れをとっている19位の富山、16位の徳島は前半戦の残り3試合で1つでも多く勝点をかせいでおきたい。両者ともに調子は上向き傾向にあるが前節は黒星を喫した。追撃ムードを持続させるためにも今回は勝利がほしい。

富山は前節・湘南戦で後半アディショナルタイムに失点して0−1で敗れた。DF福田俊介が接触プレーで左ほおを切って倒れている間隙を突かれ、クロスをヘディングで決められた。終了と同時にGK鶴田達也はうつ伏せに倒れ込みしばらく立ち上がることができなかった。「90分間集中してやってきたのに最後に失点。手を出す角度によっては防げたんじゃないかという悔しさもあった」と振り返る。そして、「もう気持ちは切り替えている。すぐに試合があるし、徳島は手ごわい相手。今度は1試合通して守り切れるようにしたい」と続けた。

引き分けていれば今季初の3試合連続の勝点奪取となるはずだっただけに惜しまれる。しかし、前々節の京都、湘南との2戦で守備の粘り強さが上位相手にも通用することがはっきりした。DF足助翔は「攻め込まれている時間帯でもストレスを感じずに守れるようになってきた」と話す。技術的にも、精神的にも安定感が高まっている。

これを勝利に結び付けていくためには得点が必要だが、最近5試合で2得点しか挙げていない。前節はボールを奪った直後のパスミスが目立って攻撃を組み立てることさえできなかった。ボール奪取後1、2本目のパスのミスを減らすことは昨季からの課題。まだ発展途上で「できる試合や時間帯もあるが、できない時もあるのが現状」(安間貴義監督)だが、少なくとも前節と同じ過ちを繰り返さないようにしなければいけない。11日は、パスの丁寧さや、出し手と受け手との意思疎通を向上させるトレーニングを実施。ランニングしながらのリターンパスなど初歩的なメニューだが、意識づけによって修正を図った。
攻撃の初期段階でのボールロストが減少すればチャンスが増えるだけでなく、守備に追われる負担も軽くなる。チームの戦いぶりを劇的に変える可能性のあるポイントであり、今回のパフォーマンスに注目したい。

対する徳島は第3節から9戦未勝利と苦しんだが、5月以降は3勝2分2敗。新任の小林伸二監督のチームづくりが成果を出し始めている。守備組織の整備が進み、第15−17節は3試合連続して無失点だった。第18節の前節・横浜FC戦は前半にMF宮崎光平の移籍後初ゴールで先制したが、逆転を許して4試合ぶりに敗れている。
「徳島は地力のある選手がそろっている。特にツートップはリーグ屈指」と安間監督。甲府の監督時代に対戦した小林監督が率いた山形の堅守イメージも重ね、「粘り強く守ったうえで、相手が得点するために前に出てきた時がチャンス。最近の試合では必ずビッグチャンスがつくれているので、決定機を逃さずに得点したい」と話した。

以上

2012.06.12 Reported by 赤壁逸朗
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