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【J1:第14節 鳥栖 vs 川崎F】風間八宏監督(川崎F)記者会見コメント(12.06.16)

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●風間八宏監督(川崎F):

「まず、全体的に自分たちがボールを持ってシッカリとサッカーをするというところを考えれば、まだまだ質が低い。前半の10分くらいは良かったのですが、少しボールが動くなということで、みんながボールをもらう事を少し止め出した。『これくらいでいいだろう』というところから、だんだん自分たちのミスが増えて、相手のチャンスが増えてしまった。
ただし、後半はそこのところをもう少しシッカリ動こうということと、ボールを出した後にもう一度もらうと判断が一つ早くなるわけで、このところの判断を早くしようということで、少しみんなが動き出した。それから(中村)憲剛の位置を自由なところから始めようと。相手は憲剛についてきていたので、そこを憲剛がうまくやってくれたと思います。
ただし、全体的に言えばまだまだミスが多い。ボールを取ったところは悪くなかったけど、非常にミスの多いゲームだったと思います」

Q:苦しいゲームの中で勝ちきったということにどのような意味合いがあるか。これまでだったら、大量の失点につながって負けていたと思うが・・・
「もちろん、選手たちの中に意識は変わってきていると思います。今の場合は、選手たちが負ける事を非常に嫌がるし、勝つために全員が力を尽くすということ。それと、そのためのチームになってきたというのが進歩だと思います。
ただ、先ほども言ったように主導権を握れなかったのではなく、相手に自分たちが渡してしまっただけですから、ここのところは一人一人がシッカリとした技術と判断力を練習から身につけてもらわないと困るという話しをしました。そういうところに期待したいと思います」

Q:意識が変わったから無失点で抑えることができ、最後に得点をあげることができたのか
「もちろん、意識だけではないが、自分たちでやろうとする意識、勝とうとする意識、それと自分たちで変更できるのだということも、少しずつ選手の中から感じてきているので、そんなにあわててはないし、これでいいというわけではない」

Q:今日戦ったサガン鳥栖の印象を
「ホームで強い。やることに対して迷いがなく、チームの方針に対してみんなが向かっていると思う。そういう意味では、怖いチームだと思います」

以上
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