●バルバリッチ監督(愛媛):
「まずはサポーターの皆さんに申し訳なく思っています。負けることは勝負の中で起こることだが、今日の負けは非常に恥ずべき負け方でした。ですので、ここで我々はどんな批判も甘んじて受けなければいけません。サポーターの方からも批判されて当然だと思います。試合に関して多くは語れませんが、まず一番いけなかったのは選手ではなく自分でした。選手を選んで起用するわけですが、起用した選手の9割はスライドすることも出来ず、プレッシャーをかけるための早い切り替えをすることも出来ていませんでした。情熱や感情を込めてチャレンジすることが出来ませんでした。もちろん相手は賞賛に値するプレーをしたのですが、それでも我々のプレーは気持ちの込められていない幼稚なサッカーになってしまいました。相手は中央を固めていたのに、サイドを使わずひたすら縦にボールを入れて、アイデアなくただ惰性でボールをつなぐだけでした。それでは相手にとっても全く怖さがありません。また攻撃時にリスクマネジメントが出来ていなく、ボランチの二人がお互いに連動することが出来ませんでした。最終ラインも非常に遅くて、スライドがなく、この試合に関しては忘れなければいけない試合です。ただ、起用したのは自分なので自分に責任があるが、この試合に出た10人は結果としては使うべきではなかったということになってしまいます。シンプルにひとつの負けとして消化しなければいけないのですが、今日はダービーで多くのサポーターが徳島まで来てくれていました。許されるものではないということは認識しています」
Q:前節はいいサッカーをしながら、わずか3日でこの結果。原因はどこにあると考えるか?
「情熱が足りなかった。切り替えが出来なかった。ラインのスライドとポジショニングがまずかった。リスクマネジメントをすべきボランチ二人のところでそれが出来ていなかった。前からのプレスもなく、相手に長いボールを簡単に蹴らせてしまった。かといって、11人全員を批判することも出来ません。彼らを起用しているのは私なので、私に一番大きな責任があります。非常にスピードもなく、感情も込められない試合をしてしまいましたが、せめてもう少し勝ちたい気持ちだったりプレーに対する責任を見せてほしかったです」
以上
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