●城福浩監督(甲府):
「両チームとも死力を尽くした結果なので、結果は受け入れたいと思います。内容は反省するところはありますが、流れの中では、今日我々は勝点3を取らなければならないゲームだったと考えます。崩しきれない中で
セットプレーから点を取れる、勝点3を取れるチームにならないと昇格争いに入っていくことが出来ない。今日はまさにそういう展開だったと思います。最後に、勝ってるチームがやってはいけないプレーをしてしまうと、どうしても勝点3を取り切ることはなかなか出来ない。これをしっかり反省して、勝っていたゲームをこんな形で終わらないよう努力をしていきたいと思います。ただ遠くから来てくれた甲府のサポーターと岡山のサポーターの雰囲気。両チームがサポーターに後押しされてファイトしたゲームであったと思います。そういう意味では、悔しいですが、ゲームとしては選手を讃えたいと思います。以上です」
Q: 前半、少し形を変えて臨んで、なかなかうまくいっていない印象でしたが、どうでしたか。
「初めての立ち位置や、先発が初めての選手もいて、狙いどおりのことが出来ないとき、自分のポジションを臨機応変に崩して特徴を出す、ということ、そこまでのことがまだ出来ないなと思いました。今日のシステム、立ち位置、先発した選手がわるいというよりは、相手が対応してきた時に、自分たちの約束事をどう崩していくか、というところは積み重ねていかなければいけないと思うので、これからどうするかはわかりませんが、今日の前半45分で全部だめだとは思いません」
Q: 最初に高崎選手というカードを切った理由。
「少しダヴィが孤立していたので、収まる選手を置くか、もう1枚迫力ある選手を置くかというチョイスがありました。今日ちょっと雨が降ってきてスリッピーになったので、迫力もって押し込む形をチョイスしました」
Q: 前半戦が終わり、後半戦に向けて必要なこと。
「ひとつひとつなので、今日出てきた課題は潰し、いろんなオプションを持てるチームにならなければいけない。もちろん個人の成長も必要です。そういう21試合になると思います。後半戦は勝点の重みが変わってくるので、これまで学んできたことを繋げる21試合にしたいと思います。培ってきたものをしっかり積み上げて発揮できるようにしたいと思います」
Q:さきほどおっしゃった「勝ってるゲームでやってはいけないこと」とは。
「選手には言いました。なぜ言ったかというと、我々は刷り込まなきゃいけない、全員で協力しなければいけない。勝ってるゲームで、やってはいけないことをやった選手がいるということを血となり肉とするためには、外に言うことではないと私は思っています」
Q:初めてのシステムをとった理由は、岡山を意識してですか?
「ファジアーノさんを意識したわけではないです」
以上













