●西野朗監督(神戸):
「だいぶ肉はズタズタに切られましたが、一つのいい形の中で3ポイントが取れたというゲームでした。好調でゲーム内容も憧れるようないいサッカーをやっている川崎Fが相手だったので、多少リアクションのサッカーになると思っていましたが、自分たちが今やれている、いいディフェンスから意識を持ってそのあとの攻撃に入っていく形を90分やってくれた結果だと思っています。
『中盤を意識したアタックディフェンスから攻撃』という部分の意識を強く持ってやっていたとは思いますが、ボールを簡単に失ったりすることがまだまだ多いのでHTにも修正したんですけど、そのあたりは少しずつ意識を高めてやらせたいですし、カウンターだけはでなくてコレクティブルなカウンタープラスポゼッションのカウンターも仕掛けられるように持って行けたらいいと思うので、いい部分を強調しながらプラスアルファの部分にチャレンジしていきたいと思います。ただ、川崎Fに対して3ポイントを取れたことはチームにとって次につながると思うので、大いに自信は持たせたいとは思います」
Q:都倉選手のペナルティエリア外からのシュートが決勝点となりましたが、今日はそのシュート以外にもどこからでもシュートを打つ意識が高かったように感じました。試合前にそういった指示は出されたのですか?
「ここまで小川がハットトリックをしたあと連続で点取ったりしましたが、次第に相手も対応してきますし、いろんな形から全員がシュートに対する意識を持たなくてはいけないと思います。十分ミドルシュートを持っている選手はいるので、思い切って振っていけという事です。先日のナビスコカップ(6月27日予選リーグ第7節vs横浜FM)も河本が2点取ったりしましたが、特定選手に限ったフィニッシュだけでは通用しないので。
都倉もああいうシュートは珍しいことではなくて、練習などでは当たり前のように決めているので、やっと出たなという感じです。決してたまたまなシュートではないので、これで覚醒してくれたらいいと思います」
Q:以前と比べて無駄なパスな減って攻撃がシンプルになった印象がありますが?
「シンプルというか…強調しているのは1人2人の関係だけでロングフィードを多用する古いカウンターアタックはやめようということです。攻撃で有効なのはスピーディーさなので。パスの選択肢をたくさん持って、動き出しを早くして…といった攻撃の仕方を考えていこうと話してはいます。動き出しが早くなっているなかでベストなパス選択をしてシンプルに入っていけているのは決して悪いことではないと思いますが、そういう形にならない時のポゼッションの崩しがまだ不足しているので、そういう部分はやれるようになっていかないといけないですね。ただ、いい形でダイレクトに入っていけているなとは思います」
Q:今日はプレスをかけたいい守備をしていたと思いますが、それは川崎Fのパス回しを分析したうえでの事なのでしょうか?
「今日は特に左に田中淳一選手が入ったということで、彼は大阪でも有名なほどアタッカーな選手なので自エンドでプレーされたら厳しいし、彼をディフェンスに追い込んだり、強くプレスをかけてボールの流れが川崎Fの左に流れるなかでプレッシングすることを一つ課題にしたり、攻撃でも彼をターゲットにというのは考えました。
確かにリーダーは(中村)憲剛選手なんですけど、彼からのパスというのは誰が行っても押さえられるものではないので次を狙っていくと。憲剛がベストの選択、矢島選手とのホットラインとか気持ちいいスルーパスを出させないように(憲剛選手に)持たれてもチーム全体で次を狙っていくと。
吉田あたりが連続してアタックするのに対して中盤も連動したり、最終ラインもプッシュアップしていくとか、今日は前線の2人のチェイシングもよかったと思います。ただ、当然自エンドで動かされると厳しいので川崎Fエンドでプレスするということですが、よく90分やれたと思います」
Q:森岡選手の状態は?
「足首の外側が張れていましたが軽い捻挫だと思います。歩いてバスにも乗ったので」
以上















