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【J1:第18節 鳥栖 vs F東京】プレビュー:前半戦の戦いから得た自信と課題の解決策を見せるのは今!互いの前線からのプレスに耐えきった方が主導権を握る戦いとなるだろう。(12.07.13)

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人は喜びと悔しさのどちらの方が記憶に残るものだろう。喜びは自信となり、悔しさは時にトラウマになったりするものではないだろうか。贔屓チームの試合となった場合はどうだろう。完勝試合と惨敗試合、辛勝試合と惜敗試合とだったら、どの試合も記憶に残るだろうが、思い出し方は現在の状況によって鮮明に差が出てくるような気がしてならない。

今節の対F東京戦は、後半戦の初戦となる試合。前回の戦いで逆転負けを喫した相手である。
第12節のアウェイ戦だった。75分までは鳥栖が2点をリードし、J1で初めてアウェイ戦勝利を飾れるかも…と期待を持たせる試合運びをしていた。しかし、終わってみると2−3と悔しい結末を迎えた試合だった。54分に途中交代で入ったFW渡邉千真にハットトリックを決められたことは、F東京サポーターも鳥栖のサポーターも悲喜の差こそあれ、忘れられない記憶になっているだろう。鳥栖にとっては前回のリベンジを果たしたいところであるし、F東京にとっては、上位進出のためにはスッキリと勝って弾みをつけたいところである。

そうなるためには、お互いにやるべきことは見えている。鳥栖は、前線からのプレスをかけて相手のストロングポイントを消し、F東京は連動した攻撃の中からシュートで終わりたい。これが、できればおのずと自分たちのペースになっているし、結果はついてくるだろう。

鳥栖は、FW豊田陽平が守備のスイッチを入れると、連動してプレスをかける。相手のボールを追い込み、数的有利な状況を作りボールを奪う。ここで、DFラインを高くすることができれば、攻撃にも数的優位を作ることができる。サイドバック丹羽竜平のクロスは、幾度となく鳥栖のチャンスを演出している。
同じく、F東京も前線からの守備の意識は高い。鳥栖同様に高い位置でボールを奪うと、サイドバック徳永悠平と中村北斗が果敢に攻め上がる。
どちらも、高い位置から相手にプレッシャーをかけ、自由を奪い、自分たちの流れをつかむところは同じである。お互いに、主導権を握るためにも早い時間から積極的にプレスをかけたい。

そして、今節も重要になるのが選手交代を含めたベンチワークである。鳥栖はMF水沼宏太、F東京にはFW渡邉という切り札がいる。両者とも、今季はリーグ戦で4得点ずつをあげている。水沼宏太は、決勝点となるような得点が多く、渡邉は前回の戦いでのハットトリックが印象強い。どのタイミングで、誰と交代するのか、そしてどのように流れを変えるのか…、監督采配にも興味が移る。今節は、90分という試合時間の中で、どのようにして流れを引き寄せるのかが、大きなポイントとなるだろう。一瞬たりとも目が離せない試合となりそうだ。

ワンプレーで、流れを変えてしまうことがあるのがサッカー。そのためには、シュートで終わることが肝要といわれている。
シュートで終われば、プレーの目的は達成することができるだけでなく、チームの勢いは衰えることはない。
そのシュートが得点となれば勢いが加速するのは周知の事実。シュートの多さで勝敗が決まるスポーツではないが、シュートまでの過程を見ると、試合中の勢いは素人目にも理解できる。
しかし、そこに一つのミスや緩慢なプレーが現れると、状況が一変するからサッカーは面白い。
意図してミスをしたり、手を抜いたりすることはないだろうが、瞬間に集中力が途切れてしまうことはある。そこをどのようにして補っていくのかは、選手のメンタル的なところにかかってくる。
そこを切らさないように、観ている側は選手を鼓舞し続けよう。面白い試合を見るためにも、観ている側にできることがある。
選手と一緒に、スタジアムで試合に参加しよう。
サッカーは、スタンドからも参加できるプレーがあるスポーツである。

以上

2012.07.13 Reported by サカクラゲン
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