●ジョルジーニョ監督（鹿島）：
Q:大迫選手が素晴らしいゴールを決めましたが、それ以外にもディフェンス面で体をはっていたと思います。大迫選手の評価をお聞かせ願いたいのと、今日はチーム全体も球際がすごく強く行けていたと思います。そこに対する意見をお聞かせ下さい。
「大迫選手は今日は非常に良かったと思います。ミドルシュートも練習の中でやっていますし、本人からの要望でそういった練習も積極的に取り組んでいる成果がこういったすばらしい得点になったのではないかと思います。ただ、それだけではなく、仰るとおり体をはってがんばるというところが、今日はチームとして示さなくてはいけない最低限のところであって、それを表現できたと思います。前節も、負けましたけど、そういった戦うという部分もあったのですが、ただ、不注意から失点してしまって、プラスに好転できなかったというのが今回との違いになると思います。
今日だけではなくて、前節も球際の激しさを示したのではないかと思います。ただ、敗戦したことでそういったことがなかったという見方をされたり、そういう風に見えることがあると思います。試合内容的には前節の方が良かったと思いますし、多くつくったチャンスをひとつでも決めていれば状況は変わっていましたし、自分たちの不注意から相手に得点を与えてしまったところが前の試合ではあったと思います。今日はヴィッセルさんの方が最後2回くらい、大久保選手のシュートと、曽ヶ端選手がファンブルしたあとに大久保選手がつめていったのですが、曽ヶ端選手もリアクションして対応したところがありました。相手の方が逆に多くのチャンスを作れたのではないかと思います。結果だけ見ると、今日は勝って球際の激しさが見受けられるということになってしまうと思うんですけど、前節も僕はあったのではないかと考えています」

以上