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【J2:第33節 松本 vs 町田】プレビュー:この一戦に順位は関係ない。“同期の桜”町田とのバトルを前に、松本は勝点3を目指して燃えている(12.09.14)

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“負けられない戦い”というフレーズがあり、正直筆者も各媒体のプレビューなどでよく使用する、非常に使い勝手の良いフレーズだ。しかし反町康治監督はこれをあまりお気に召さないらしい。「負けられない戦い、じゃない。戦いは勝たなければいけない」と――。
松本がJリーグに加入した今シーズン、甲府との『甲信ダービー』や岐阜・富山との『TOP OF 北アルプス』など幾つかのダービーが出来た。やはりダービーと言うからには、負けられない、いや勝たなければいけない。その意味で今節の町田との一戦は、指揮官同様にこれまで以上に勝利への執着心を露わにしてもいい試合となりそうだ。何しろ“同期の桜”なのだから。

古くから少年サッカーの街として多くの人材を世に供給してきた町田をホームタウンに、今シーズンからJリーグに参戦しているのがFC町田ゼルビアだ。町田とは昨シーズンまでの2年間を同じJFLの舞台で戦っている。ちなみにその2年間とも町田の方が順位は上(2010シーズン=町田が3位、松本は7位、2011シーズン=町田が3位、松本は4位)と、2年続けて町田の風下に立っている。
ここまでの順位は、松本の14位に対し、町田は21位。それだけにきっちりと勝点3を得て、目標とする1桁順位に少しでも近付きたいところだ。が、そう簡単にいくことはあるまい。町田は8月を2勝2分1敗で乗り切るなど明らかに上昇傾向で、与し易い相手などでは断じてない難敵である。アウェイでの対戦となった第10節( /jsgoal_archive/game/2012/20120200030420120427.html )は船山貴之のゴールで勝利しているものの、反町監督は「序盤とは異なり、システムを変えて選手が生きる配置をしている」と現状の町田を評価している。もともと前線には平本一樹・ドラガン ディミッチ・勝又慶典・鈴木崇文など1人で状況を打開できる能力を持つ選手が多く、ここまで4得点を挙げている北井佑季いついても「(町田で)一番良い選手だ」と警戒心を隠さない。イ・ガンジンや幸野志有人といった夏に移籍加入した選手たちも町田のサッカーに新たな彩りを加えており、これまでの松本戦で多くのゴールを挙げてきた勝又も「松本はJリーグに上がった同期。僕自身はアルウィンに悪い思い出がないし、今の順位は離れているけど負けたくはない。大差は付かず拮抗した試合になると思うので、1点が重要になる。気持ちを強く行かないといけない」とこの一戦に向けてのモチベーションは十分な様子で、順位通りの結果とはいかないだろう。

だからこそ指揮官の町田対策は念入りだ。9日に駒沢競技場で行われた天皇杯2回戦(町田対北九州)をスタンドから観戦。「ストロングな部分、ウィークな部分を見てきた」と笑顔を見せる。また今シーズン途中から松本に加入したユン・ソンヨルは、昨シーズンは町田でプレーしているということもあり、「鈴木は左利きで、点も取れて良いパスを出せる。北井は今好調で、足の速いドリブラー。ディミ(ッチ)はあまり速くはないけど、ポジショニングが良くてシュートが上手い。注意しないといけない」と各選手のストロングポイントは全て把握済みで、“恩返し”に燃えている。

「今シーズンは同じ相手から勝点6(2勝)というのはまだない。必ず勝点3を」(反町監督)
「町田の選手からは、『元気?』とか『次の試合出るの?』とか電話がかかってくるし、サポーターの皆さんにもFacebookで『頑張れ』と応援してもらえるが、今は松本の選手なのでチームが勝つために頑張る」(ユン)
松本は第32節(草津戦)に0-2で、天皇杯2回戦(京都戦)に1-3で敗戦。大会は違うもののアルウィンで連敗した形となっただけに、金曜日のナイトゲームとはいえ多くのファン・サポーターが勝利を期待してやってくる。その熱意に応える、熱い勝負を期待したい。

以上

2012.09.13 Reported by 多岐太宿
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