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【J1:第26節 鹿島 vs 横浜FM】プレビュー:3連敗中の横浜FMのエースはかつての盟友マルキーニョス。鹿島はコンパクトな布陣で相手の特長を抑え込めるか(12.09.21)

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「楽しみですね。彼もやる気を出してくるはず。ましてやカシマスタジアムですから」
そう言って岩政大樹は笑みを浮かべながらも警戒の色を強めた。相手がどれだけの実力者なのかは十二分に承知している。かつてのエースストライカーだったマルキーニョスがカシマスタジアムにやってくる。

ヤマザキナビスコカップではすでに対戦済みだ。ニッパツ三ツ沢球技場で行われた試合では2−1で鹿島がリードしていたにも関わらず、71分にマルキーニョスがピッチに登場するとそこから流れが変わってしまった。前線に起点ができるようになった横浜FMが齋藤学・大黒将志の得点で逆転勝ちをおさめる。誰が勝利の立役者なのかは明らかだった。
「点取り屋だと思う。隙を与えてしまうとゴールを決める力がある。ホントに注意したい。対峙するときは気持ちを込めていきたい」
岩政と最終ラインでコンビを組む青木剛も警戒心を強めていた。

とはいえ、横浜FMはマルキーニョスだけのチームではない。彼を警戒することも重要だが、他にも小野裕二や齋藤学、そして中村俊輔と、チームは3連敗中ながらタレントは揃っている。彼らを孤立させるためにも、鹿島としては神戸戦から取り組んでいるコンパクトな守備を徹底したい。
しかし、前節の川崎F戦では守備がうまく機能せず、予想外の撃ち合いとなってしまった。後半こそ安定した守備を取り戻したが、追加点が奪えなかったこともあって、2−2の引き分けに終わるという痛恨の結果に。そのせいか、今週に入ると練習中から選手同士で声を掛け合い、よりコンパクトで機能的な守備にするにはどうすればいいのか、追求する姿が目に付いた。

そのなかで先発が予想される遠藤康は違う視点を持っていた。
「この間の試合はそこまで悪い試合じゃなかった。パパッとやられてしまったけれど、その1試合だけで、そこまで意識するのはよくないと思う。ただ、見てても安心できる試合にしたい」
川崎F戦でも2点を先取したあと、攻撃の精度が落ち、簡単にボールを失う場面が続いてしまった。さらに3点、4点と奪えれば試合を終わらせることも可能だっただけに、守備に意識を持っていくのではなく、攻撃で集中力をより研ぎ澄ませるのもひとつの方法だろう。
「自分のプレーの良し悪しではなく、とにかくチームが勝つようにがんばります」
遠藤の答えはシンプルだった。

横浜FMとカシマスタジアムで対戦したときは06年の第2節で敗れて以降、無敗が続いている。ヤマザキナビスコカップでの対戦を含めても4勝2分と相性がいい。昨季のナビスコカップでは2点を奪われたあと、FW3人が揃い踏みという3ゴールで見事な逆転勝利を掴んでいる。14:00キックオフという暑さが残る厳しい試合環境だが、翌日にはオープンスタジアムも予定されているため、気持ちよく勝利してファンやサポーターとの交流を深めたいところだ。

以上

2012.09.21 Reported by 田中滋
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