●木山隆之監督(千葉):
「ホーム最後のリーグ戦だったので、まず勝てたことは良かったなと。内容に関してはおそらく(松本の監督の)反町(康治)さんがたくさん話されたと思うので、もう僕の口から言うことはないと思います。本当に1年間積み上げてきたものがある程度この時期に出せているし、最後はアウェイですけど、しっかりいいゲームをして1つでも順位を上げる努力をして、最後の戦いに臨んでいきたいと思います。ファン・サポーターの方には今、感謝の気持ちを述べてきたんですけど、本当の意味での1年の感謝やそういうものは最後終わった時に皆さんと喜べるようにベストを尽くしてやりたいと、そう思っています」
Q:他会場を含めた今日の結果で千葉は3位から6位という順位が確定しました。リーグ戦は1試合残していますが、それが終わればプレーオフが始まるということで、それに対しての感想なり気持ちをお願いします。
「感想というか、試合が始まる前の時点では他のチームの結果によってはまだJ1自動昇格の可能性も少なからずありました。ただ、一番厳しい状況にあったのは我々だったと思うけれども、その中でプレーオフに行ったとしても自分たちは勝つ自信があると。だから、当然、プレーオフ(出場)の権利は最低限取らなきゃいけないというふうには思っていましたし、J1自動昇格というのがなくなったのはちょっと寂しい気もしますけど、でも、もう気持ちの中では(プレーオフの)2試合を戦いきるというのはある程度、心の準備はできていましたので。まず、そこに到達したことで、次のことを考えられる状況になったので、しっかりやりたいと思います」
Q:今季からプレーオフ制度が導入されましたが、シーズンを戦ってこられて、この制度が導入されて良かった部分など思ったことと、逆にJ1昇格を期待されて指揮を執られて難しかった部分を教えてください。
「ものすごく難しいと思うんですよね。我々は最終的に、もちろん(今日)勝って最終節に勝って、まだ3位になる可能性はある。去年までだったら3位までがJ1自動昇格ですから。1年を通してリーグ戦の中で感じたことは、予想はできていたんですけど、ものすごく激戦になるだろうと。J2のチームでも本当にこう規模が少しずつ大きくなってきたチームが多く、ある程度6位以内ということであれば入れるんじゃないかと。そうやってモチベーションをものすごく上げて試合をされることも多かったので。当然、我々としてはそれをはね返すつもりでやってきましたけど、やっぱり落としたゲームもありましたし、引き分けたゲームもありました。本当にこの制度がいいのかというのは分からないですけど、ただ、今、自分たちの立場ではあまり偉そうなことは言えないなと。どうなんでしょうね、最後はやっぱりもうリーグ戦の延長云々じゃなくて、全く別物の試合になるでしょう。リーグ戦というのはやっぱり42試合積み重ねて、それでポイント1の差を出すためにものすごく努力をするものだと思う。そういう意味では多少違和感を感じることはありますけど、ただ、世間が盛り上がることは必須ですし、いろんなことを考えればどちらがいいのかというのはいろんな人が話をして議論をすればいいんじゃないですかね。今、僕の立場で言えることは、勝ちましょうと、それだけです」
Q:今までの試合を見てきて同点に追いつかれてしまう悔しい試合もあった中で、最近の千葉は安心感があったのですが、監督からご覧になって何が一番変わったと思われますか?
「もちろんチームというのは右肩上がりにずーっと成長していくのが一番いいんですけど、やっぱりこうへこみがあったり、また、いろんな経験をして伸びたり。そういう中で、例えば今日のゲームなんかもそうなんですけど、アウェイで松本とゲームをした時にほぼ今日と同じぐらいの率でボールは持っていたと思うんですよね。ただ、1点が取れなくて勝てなかった。まあ、アウェイとホームという差はあるかもしれないですけど、でも、確実に進歩はしていると思うんですよ。落ち着いてゲームを進めて、慌てずにしっかりボールを相手に渡さない。その中でチャンスを作っていく。それが本当に僕がこのチームでやりたいことですし、そこには少しずつは近づいてきているのかなと。やっぱりそういうことを1年を通してできた時期、できなかった時期、紆余曲折ありましたけども、最後の最後でやっぱりこうやってできてきているというのは、1年間やってきた証しだと思う。そういうことの繰り返しなんじゃないでしょうかね。先ほどの質問の中にやっぱり強い力を示してJ1昇格を求められているチームだからこそ受けるプレッシャーもあるし、でも、そういうものに少しずつ動じなくなってはきたのかなと、そんなふうには思っていますけど」
Q:松本と前回対戦した時は勝てませんでしたが、今日は内容も結果もついてきたということで千葉の完全なゲームだったと思います。対戦してみて相手の成長やどういう変化があったかなど、反町監督がやっているサッカーを含めてどう思われますか? 松本は今日の後半からシステムを4バックに変えたり、最後に3−4−3にしたりして、何とかして千葉に一矢を報いようとしていたのは感じられたのですが、どのような感想でしょうか?
「今日のゲームだけを捉えると、正直、松本の成長はそんなに感じなかったです。ただ、やっぱり松本と試合をするにあたって何試合かゲームを見た中では、前半戦やっていた時よりも進歩しているというのは感じていました。特に長いボールを入れるだけではなくて、しっかりとこう真ん中にくさびを打ち込みながら崩していくというのも、前半戦やった時にはほとんど見られなかった。狙ってはいたんだろうけど、なかなかうまくいかなかったところだと思います。反町さんはおそらく言ったんじゃないかと思いますが、(今節は累積警告による出場停止だった)船山(貴之)くんがいたらというのはあったと思いますし、そういう選手が育ってきているのも事実だと思います。今日彼がいたら、もうちょっと松本も違う攻撃があったんじゃないかなとは思います。ただ、よく本当にファイトする、走る、とにかく走るチームだなと思います」
以上















