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【J2:第42節 栃木 vs 北九州】三浦泰年監督(北九州)記者会見コメント(12.11.11)

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●三浦泰年監督(北九州):

「まだ興奮していて、いつもこの会場には整理して入ってくるんですが、今日は少し整理する間もなく、ここに来て考えようと思っていたのですが・・・。最終節がホームである栃木さんの心理というのは非常にモチベーションも高いし、どうしても勝たなければいけないというところ、(最終戦の)セレモニーもしっかりした形でやりたいというところ。そういう中で我々のサッカーを気持ちではなくしっかり動くということ。その動き方をしっかりすれば必ずこの焦りが、勝たなければいけない大きなイベントがある彼らの持つ焦りが、きっと生まれてくるだろうと。そういう中でやはり前半は辛抱する展開になりましたし、なかなか我々のリズムとテンポが出せないことがあるなと思います。それでも取るべき選手がしっかり点を取る、先制したのは非常に大きい。後半はリズムがうまく掴めればと思いましたが、森村(昂太)のポジションをどういうタイミングで動かすのか、後半の頭から行くべきか、途中なのか。人はレオ(レオナルド)なのか、安田晃大なのか、または永畑(祐樹)なのか。考えた結果、森村を頭(先発で)行かせて、相手が相手の勢いとリズムというものを掴んだ形で、自分たちが手を打っていくと決断して後半に臨んだ。
レオを出して安田を出す前に安田を呼んで、この試合はこのままでは終わらない可能性がある、中盤を作れない可能性があるのでしっかり準備しておいてくれと。肉離れ気味だった晃大を長く使えないことは分かっていたので、ただ彼のシーズン通しての貢献であったり、彼の持つ戦術が、もちろんスキル、そういうものが短い時間であれば生きてくるんじゃないかなと。そういう中でやはり相手の得点の40%がセットプレーという中で、セットプレーで取られた。そこからが我々のできた最高のサッカーだったんじゃないかなというふうに思います。ここで点を取られたことによって我々が目指してきた攻撃的な、ボールをしっかり動かして人が走る、スペースを作ってそこを使う、人数を掛けてペナ(ペナルティエリア)に侵入していく、そういうサッカーが、点を取られたことによってできた。そしてレオの得点に繋がったんじゃないかなと思います。
終わりよければすべてよしと言いますので、私はこの(勝点)64ポイントというのは非常に誇りに思いますし、選手に感謝しております。シーズン当初に82ポイントという大きな数字を掲げながら達成することができなかったが、我々の今のサッカーは勝つときも負けるときもある。いいサッカーを目指せば、ポイントは半分でいいと修正しました。その半分というのは42(試合)×(勝点)3=126。ということは今季獲得した64ポイントなら、126ポイントの半分以上を取るということは達成できた。昨年は確か総ポイントが114(38試合×勝点3)で20クラブでJ2リーグ戦が行われたが、最終的に北九州が獲得したのは58ポイントだった。これも半分以上は達成できていた。我々はポイントで考えていますので、シーズン当初から修正したポイント数、目標数というのは達成できたと思います。
モチベーションは非常に苦しい状況になったシーズンではありましたが、最後、(前節)ホーム最終戦も飾ることができて、(第40節で)京都に勝利することによってJ2を最後まで盛り上げることができた。そしてアウェイで難しい最終節を勝つという終わり方ができたというのはチームにとって良かった。素晴らしいことだったと思います。選手もこのあと少し休んで、J1昇格プレーオフに参加できなかった分、少し身体をケアして軽いトレーニングをやって彼らにオフを与える。それがチームとしてクラブとして彼らに対してこのあとしっかりしなければいけないケアなんじゃないかなと思います。
今日は珍しくアウェイに北九州から記者が来てくれて非常に嬉しく思っています。本当にありがとうございました」

Q:試合の開始前に選手にはどういう言葉をかけたのか?
「(前節の)富山戦が終わったあとの一週間の準備の中で、ある意味準備というのはやりつづけていますので、試合直前にそんなに多くのことは伝えていません。ある程度準備期間の中で選手が理解している部分が多かったんじゃないかなと思っております。特別なミーティングでもなかったし、特別な内容または特別にモチベーションを上げる、そういうものはなかったです。いつも通りの中の戦術的な部分。先ほど伝えたように栃木さんを焦らせるには、我々がしっかりした走り方、しっかりした動き方をしなければいけない。気持ちじゃなくて戦術でもあると。そういう話はロッカールームでして、シンプルに送り出しました」

Q:試合後、大島康明選手のユニフォームを着ていたが、その点については?
「本人の口から言いたいとおもいますが、昨日練習後、メンバー外を発表した後に、彼が今シーズン限りで引退を表明していた。彼がここに来られなかった分、ユニフォームで思いというのを伝えたかった。ケガでなかなか大島自身も納得いくようなシーズンではなかったと思いますが、2年間本当に努力し続けてくれたなと。うちのチームでは最年長という年齢であるわけで、そういう中でも新しいものへのトライであったり、今までの自分を変えることは非常に難しかったと思う。そういうものに日々、チャレンジしてくれた。僕から言わせるとベテランではないんだけど、彼みたいな、うちで言うと年齢のある選手がいるからこそこうやって若い選手が育ったんじゃないかなと思います。感謝しています」

Q:三浦監督が就任後に、2年間若い選手が活躍し、今までいた選手も成長していったと思うが、チームの成長をどのようにみているか?
「やはり彼らが非常に純粋であった。誠実であった。そしてやる気もあった。だから成長してもおかしくない。非常にいい仕事をしたんじゃないかなと、お互い。私だけの情熱でもこうはならないし、彼らが思うモチベーションだけでも情熱だけでもそうはならなかった。お互いが前向きに向き合って過ぎた日々がこういうふうな成長を生んだんじゃないかなと思います。あまり多くは話せないです」

Q:レオナルド選手が得点した瞬間や、勝った瞬間は、モチベーションが難しい中で選手たちが心から喜んでいたと思うが、監督にはどう見えたか?
「一勝へのこだわり、サッカーへの追求心が現れた試合であり、で、レオの得点だったんじゃないかなと思う。レオをかばうわけではないが、その前のレオの得点の前の彼のプレーで弱気な部分であったり、彼が消極的な部分を出していたのを自分(三浦監督)のベンチの振る舞いでレオは気づいていたと思う。その俺に対する怒りが、あの得点のユニフォームを脱ぐ、カード、行為に繋がって・・・。あの瞬間の彼の集中力、得点の瞬間の点を自分が決めるという一瞬の判断。そして足に力を込めてボールを蹴りきったあの瞬間はもう忘れられない」

Q:2年間は「やり尽くした」と言える2年間だったのか、「まだまだ」という思いなのか?
「やり尽くしてはいない。僕のキャリアの中で、ファーストキャリアを北九州で迎えて、2年でやり尽くしたと思えば私の成長もないし、このギラヴァンツの成長もない。ただ2年間の中でやれることはやってきたという充実感はあります。きっと選手もあると思います。先ほども言いましたけれど、選手も私も非常にいい仕事をしたなというのがありますし、それを私も誇りに思いますし、選手は自信にかえて、このあとももっと大きなことを成し遂げて欲しいと思いますし、もっと大きな選手に成長して欲しいなと思います。自分で自分の容量というか自分のレベルを決めないでもっともっと大きなところに行けると信じて、またはもっともっとプロとして選手生命をエンジョイできるということを信じて、これからもやっていくことが大事。私も選手に負けないような情熱で監督として高いモチベーションを持ってこの仕事で満足せず、より高いところを目指してやらなければいけないと思っております」

以上
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