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【J2:第42節 熊本 vs 愛媛】高木琢也監督(熊本)記者会見コメント(12.11.11)

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●高木琢也監督(熊本):

「こういう時間の経過(セレモニーを経ての会見)なので、今日の試合の反省というよりも、僕自身の個人的な話をしたいと思っています。
まず皆さんには、3年間お世話になりました。その中で、1年目、2年目、3年目といろんなことを僕自身も経験することができましたし、チームもそれなりに良さを出すことができたと思います。
地方にあるクラブを初めて僕も経験したんですけど、そこでの難しさというか、それはやはり中央から遠くていろんな情報が少ない中で、いろんなことをやらなくてはいけない。ただ、地方には地方の良さがあって、すごくフレンドリーで、そういう良さの中からクラブチームを構築できるということも感じることができたので、僕自身の3年間は非常に良かったと思いますし、サッカー界は広いようで狭いので、また皆さんに合う機会はあるかもしれないんですけども、僕自身も少なからず、今後は意識しながらやらないといけないチームになると思います。
チームの発展と、皆さんもメディアとしての技能をもっともっと高めてもらって、もっともっと皆さんの力もお借りして、この熊本にサッカーを根付かせていってほしいなと思っています。今日のゲームに関しては質問で対応したいと思います」

Q:先ほど地方の良さということをおっしゃいましたけども、セレモニーでゴール裏での「カモンロッソ」に参加されての感想、気持ちを聞かせてください。
「第一印象は、目線が違うということですね。なかなかああいう所に行くことがないですし、選手ではない立場ではなかなか経験がないので、こういうものだったんだなぁということを素直に感じました。
今日は雨が降っている中でもたくさんの人たちが集まってくれて、ゲームの流れからするとストレスのあるゲームだったと思いますけど、ああいう形で皆さんが笑顔で楽しく迎えてくれて、そして1つになるというのは非常にいいことだなと、改めて感じるところもありました。まずは目線が違って、びっくりしました」

Q:ゲームに関してですが、前半は決定機を作れない状況が続いて、後半は割りとシンプルな攻め方をして流れを引き戻すという展開になりましたが、ハーフタイムに具体的に修正された点はありますか?
「細かくはポジショニングのことで、相手のマークの付き方から、ワイドの選手がシャドウの選手に付くことが多かったので、本来だったらもっとワイドを使えるよという話をしたんですけど、チェンジサイドも含めて、なかなか効果的には使えなかったかなという印象があります。
あえて同じシステムにしたというのは、やっぱりこういう事だと思います。正直言うと、個々の能力、スキルや身体的な部分であったり、あのシステムの状況でプレーしているということを考えれば、愛媛の選手は慣れている部分はもちろんあるし、ウチは主力がいないということ。本来サイドバックの選手がボランチをやったり、ボランチの選手がセンターバックをやったりしています。人がいない状況の中で4枚でやると、今の愛媛だとボールを動かされてしょうがない。だから個人的な能力差は出るかもしれないけれど、マッチアップさせた方がハッキリしていいということで、このシステムを当てました。ある意味、我々の攻撃の中ではフィニッシュまで行くシーンはあまりなかったですけど、相手を見てもそんなに多くはなかったと思うし、こういう状況になることはある程度想定していたので。あとは、皆さんもご覧になったようにチャンスがあって、ああいうところがもし決まっていれば、もちろん“たられば”の話ですけど変わってきたと思う。我々の方がアディショナルタイムに入ってもビッグチャンスがあって、それを決められなかった。これがサッカーの面白さでもあり怖さでもあると思います。
指示で言うと、もっとサイドを使いたかったのになかなか使えなかったのが正直な所で、でもある程度、想定の内容だったかなと僕の中では思ってます」

Q:養父選手がキャプテンマークを巻いていましたが、理由は?
「基本的にはそんなに大きな理由はないんですけど、彼は非常に能力があることは学生時代から知ってましたし、川崎F、甲府にいる時も知っていて、僕自身が望んでオファーしたということもあります。もちろんストロングな所もあるしウィークな部分も分かっていて、そのウィークの部分というのが、今シーズンやるなかでかなり意識して、まだ足りない部分はありますけどかなり改善してくれた。だからこそこういう本来とは違うポジションでやらなきゃいけない選手が出てくるという状況では、真ん中の選手が頑張ってもらわないといけない。彼が成長した部分を僕も感じていたし、今日はどうしてもあのエリアでのプレーが勝負になるだろうなと僕も感じていたので、彼に任せました。彼も理解してくれたので、気合いが入っていたと思います」

Q:交代は3人とも攻撃の選手で、監督の強い気持ちが表れていたと思いますが、その辺りはいかがでしょうか?
「強い気持ちというか、点を取るために代えたので、そんなに意識して何かあったと言うわけではないんですけど。(崔)根植を入れたのは、前でボールが収まらないのでスペースよりも足元でポイントを作ってもらいたいということ、(仲間)隼斗は勢いをつけたいということ。根植を入れたことで比較的収まるシーンも出てきたので、隼斗のドリブルに期待をしたということです。白谷に関しては、彼はウチの中では一発を持っている選手だったので、そういう部分に懸けたということです」

Q:3年間指揮を執られて、就任当時からチームとして伸ばすことができたと感じられる部分と、昇格は逃しましたが今後熊本が昇格するために何が必要だと思われるか、教えていただけますか?
「自分のことを自分で言うのはおかしいので、そこは任せます(笑)。ただ、どういうところが改善できたということより、まず、僕が来るまでは負けることが先行していたチームだったということです。そこをいちばん変えなくてはいけないと。もちろん、それまでも勝つ事を前提にしていたとは思いますけど、それでも、もっと勝たなきゃいけない。それを植え付けるということと、勝つためには何が必要かと言えばトレーニングしかないので、そういう部分での意識の改革だったり、トレーニングがどれくらい必要かということに関して、最低限のことは伝えられたかなと思います。
昇格するには、我々指導者もそうですし、ファンやサポーターの方もそうですし、これは熊本だけのことではないと思いますが、やっぱりJ2というリーグをしっかり知らなきゃいけない。ともすれば、J1よりもアップダウン、ボックスtoボックスという動きが非常に多い。そこで何が必要か、本当にJ2のサッカーをしっかり見ていくことがまずは大事なのかなと。J2だから簡単だということでは全くないということ。もう1つ付け加えると、3年前と今ではリーグのレベルが全然違っているということです。それは実直に感じます。なので、そこからもう1回理解をすることで、何が足りないかというのは出てくるものだと思います」

Q:リーグ戦は終わりましたが、天皇杯の4回戦以降が残っています。少しオフの期間も設けられて、その間に負傷者も戻ってくるかと思いますが、天皇杯に向けて強化したい点を教えてください。
「この期間はすごく難しい期間だと思って、実を言うと仙台に勝って、次の試合が12月15日ということで、マネージャーといろいろ話をして、すぐ練習試合の相手を捜したんですけど、この時期というのはやっぱり、なかなかもうやれるところがない。関東であればまだやれたりするんですけど、九州だともちろんゲームはできても、できるだけJ1のチームとやりたいという思いはあるんですけど、それはちょっとできなかった。
5週間ということでいうと、休みを少し入れてリフレッシュをして、そして我々はリーグ戦がないので、ゲームの感覚を起こさなきゃいけないというのが、天皇杯まで持って行くのにはいちばん必要なことだと思っています。ゲームだけではなくて当然トレーニングから構築するということも含めて、できるだけゲーム勘を戻していいパフォーマンスに持って行くこと。特にリハビリで休んでいる選手は1カ月ではなく2カ月という選手もいるので、そこを合わせていくというのが大事かなと思ってます」

以上
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