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【J1:第33節 札幌 vs 横浜FM】プレビュー:石崎監督が率いての最後のホームゲームとなる札幌と、逆転でのACL出場を信じる横浜FMとの真っ向勝負。冬の北海道ながら、札幌ドーム内は熱気で溢れること間違いなし!(12.11.24)

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リーグ戦はいよいよあと2試合。この第33節では現在勝点14で18位の札幌が、同47で8位につける横浜FMを札幌ドームに迎え撃つ。札幌にとっては今シーズン最後のホームゲーム。クラブ史上最長となる4シーズンを率いた石崎信弘監督の退任がすでに発表されており、ひとつの節目の試合と言えるだろう。

その札幌は前節、ホームで鳥栖と対戦して2−3のスコアで敗戦。前半終了間際にPKで先制し、後半立ち上がりに同点とされながらも直後に奈良竜樹のプロ初ゴールで突き放すなど、常に先手を取る展開に持ち込んでいた。だが、そこから鳥栖のパワー溢れる攻撃に押され2失点。痛い逆転負けを喫してしまった。

「相手は一緒にJ1に上がったチーム。絶対に勝たなければいけなかった」と古田寛幸が言えば、「負けてしまっては、自分の得点も意味は小さい」と奈良も厳しく反省する。今シーズンの成績では差をつけられてしまったが、鳥栖は昨季までともにJ2で凌ぎを削ったライバルだけに、何としても勝って意地を見せたかったのだろう。

ただし、それでもやはり常に先手を取った部分はポジティブに捉えたい。「今季はいつも相手に先手を取られていたし、先制しても追いつかれたらそこですぐにメンタル的が落ちてしまった」と岩沼俊介は今シーズンの自チームを評しており、その意味ではここに来てチームとしての改善が見て取れたとも言える。しかし同時に、「2度もリードしたのだから、勝たなければいけなかった」という内村圭宏の言葉も忘れてはならない。そうした改善や反省点を糧に、この試合に全力を注ぎたいところだ。

また、前述したようにこの試合が札幌の今シーズンの最後のホームゲーム。指揮官の退任も発表されており、特別な意味を持つ試合にもなりそうだ。まだ発表こそされていないものの、今シーズン限りでチームを去る選手がいる可能性もあるわけで、様々な思いが重なる場になることは間違いない。来シーズンからJ2で戦うことが決まっているが、まずは今シーズンの残り試合をしっかり戦うことが重要だ。

一方の横浜FMの前節は、こちらもホームで柏と対戦して1−2で敗戦。相手のエース、レアンドロ・ドミンゲスをほぼ封じながらも要所で仕事をされてしまい、屈した格好だ。
だが、チームとしては相手ゴールを目指す姿勢を強く打ち出していたように感じる。攻撃の選手のみならず、左右サイドバックのドゥトラ、金井貢史も力強く前方へ進出。そのことが柏のラインを押し込み、ゲーム全体をコントロールできる要因とっていた。大雨が降り続き、ピッチコンディションを含めあらゆる要素が戦いを難しくしていたが、そうしたなかでもパワフルに前へと足を進めていた印象が強い。

樋口靖洋監督も「選手たちは、本当に最後までゴールを目指す姿勢を貫いてくれた」「交代した選手たちを含めて全員が前に前に行ってくれたと思う」と勝点こそ奪えなかったものの、勝利という結果を掴むべく気持ちを押し出した選手たちを称えている。

そのモチベーションとなっているのは、やはりACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)の出場権獲得だ。柏戦の敗戦により出場権獲得圏内である3位との勝点差が5に。残り試合数を考えると非常に厳しい状況にはあるが、「可能性のある限りACLを目指したい」という指揮官の強い意欲とともに、横浜FMは北海道に乗り込む。

今シーズン最後の、そして石崎監督が率いるひとまずの最後のホームゲームに気持ちを込める札幌。そして、大逆転でのACL出場にモチベーションを高める横浜FM。いよいよ初雪も降り、本格的に極寒の冬への入り口に差し掛かっている札幌市内だが、札幌ドーム内は強い熱気に包まれそうである。

以上

2012.11.23 Reported by 斉藤宏則
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