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【第92回天皇杯 4回戦 千葉 vs 福島】プレビュー:J1昇格を逃した千葉とJFL昇格を達成した福島。サイドの攻防を制し、『ユナイテッド』対決に勝つのはどちらか?(12.12.14)

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天皇杯の2回戦・V長崎戦と3回戦・佐川SH戦は出場機会が少ない選手や若手選手が主体のメンバーで臨み、2回戦は1−0(得点者はFW大塚翔平)、3回戦は1−1 PK7−6(千葉の得点者はFWリカルド ロボでPK)のスコアで勝ち上がった千葉。だが、優勝でのJ1昇格を目指したJ2リーグ戦は5位に終わり、J1昇格プレーオフは準決勝・横浜FC戦を4−0で勝ったが、決勝・大分戦は0−1で敗れてJ1昇格を逃した。

12月8日の横河武蔵野FCとの45分×3本のトレーニングマッチでは、ボールを保持して攻め込みながらも『1点』が奪えないという問題点が出て0−1の敗戦。千葉の木山隆之監督は「モチベーショを上げるのが難しいのは分かるが、プロとして目の前の試合に食らいついていけるようにここを乗り越えないと、この先苦労すると思う」と話し、DF山口智は「モチベーションが低い選手がいるのが理解できない。このメンバーで戦える最後の大会だし、試合をやるからには勝たないといけない。いつもやっていることだけど、試合前の雰囲気が良くなかったら何とかしたい」と話した。急遽、12月11日に組まれた流通経済大学とのトレーニングマッチはトータルでは4−2の勝利も、天皇杯4回戦のスタメン候補が出た30分×2本は1−2と苦戦。中心選手のDF竹内彬とMF佐藤勇人の長期離脱に加え、J2リーグ戦のスタメンの選手が負傷や体調不良で欠場の影響もあったにしても、木山監督が「選手の状態は少しずつ上がってきたが、シュートを外しすぎ。失点はDFの個人的なミスや連係ミスから」と話したように、攻撃陣も守備陣も奮起が望まれる。

天皇杯での福島は、1回戦は山梨学院大学オリオンズに10−0(得点者はMF小野雄平、FW久野純弥=2得点、MF益子義浩=2得点、DF清水純、FW時崎塁=2得点、FW新裕太朗、MF平岡佑太)で勝利。試合出場が少ない選手が主体のスタメンで臨んだ2回戦は甲府に0−0 PK4−3、そして3回戦は新潟に1−0(得点者は益子)のスコアで天皇杯の醍醐味の1つのジャイアントキリングを連続で演じ、初の4回戦進出となった。

一方で、東北社会人リーグで優勝し、全国地域リーグ決勝大会の決勝ラウンドで2位となってJFL昇格が決定。昨年の東日本大震災による原発事故の影響で選手の流出、県外での試合開催や練習場の確保など厳しく苦しい状況下での戦いが続いたが、ついに悲願を達成した。失意の千葉とは対照的に良い精神状態でモチベーションも高く、この一戦に臨む。

千葉はクロス数がJ2リーグ最多で、サイドから仕掛けての得点が多いが、福島も天皇杯3回戦の決勝ゴールに象徴されるように「サイドからのクロスはウチの特長」(福島の時崎悠監督)。サイドの攻防を制して得点機を作り、それを確実にモノにできるかが勝敗の分かれ目となりそうだ。福島の高い位置からの連動したプレスと粘り強い守備、走力を生かした鋭いカウンター攻撃は甲府と新潟を苦しめた。千葉はプレスをかいくぐるパスワークで得点を狙い、中盤やディフェンスラインで不用意にボールを失わないことが必要だ。

ジェフユナイテッド千葉、福島ユナイテッドFCと、奇しくもチーム名に『ユナイテッド』が入ったチーム同士の対戦。『ユナイテッド(UNITED)』の意味を千葉はオフィシャルプログラム『UNITED』内で『協調・連帯感』の意味と説明し、福島はオフィシャルウェブサイトのクラブプロフィール内で『結ばれた、団結した、統一した』の意味に由来と説明している。この一戦のためにどれだけクラブとサポーターが一致団結し、チーム一丸となって戦えるかが、『ユナイテッド』対決で勝つためのカギとなりそうだ。

以上

2012.12.14 Reported by 赤沼圭子
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