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試合前々日の恒例となっている紅白戦は、バチバチと火花が散る激しい内容だった。ゴールめがけて突進するドゥトラに、梅鉢貴秀がすばやく体を寄せ、スピードにのったまま二人が体をぶつけ合う。
「ウッ!」
当てられたドゥトラから言葉にならないうめき声をあがった。しかし、プレーは止まらない。相手よりも前に肩を入れようと、二人は激しく競り合いながら全くスピードを緩めようともしなかった。同じようなシーンがグランドのあちこちで繰り返される。時には、サイドを駆け上がろうとした新井場徹が、サブ組の選手に激しく寄せられ、勢い余ってグランドを飛び出し、脇に置いてあったドリンクボックスにぶつかりそうになる場面もあるほど。そこには、試合前の怪我を恐れてプレーをセーブする選手はおらず、その瞬間で全力を出し切ろうとする気迫が溢れていた。
紅白戦を終えたあとの選手たちにも緊張感のようなものはうかがえない。むしろ、こうした一発勝負の舞台を数多く経験してきた余裕のようなものさえ漂う。
「ここまで来たら優勝しようという気持ちでみんなが一丸となっていると思います。天皇杯優勝という、目標が明確なところも影響していると思います」岩政大樹とのセンターバックコンビで安定感のある守備を構築する青木剛は、特に強く意気込むわけでもなく、さらりとタイトルへの思いを口にした。
11月3日のヤマザキナビスコカップ決勝以降、鹿島は7戦して5勝2分と無敗。ようやく安定感を発揮し始めた。さらに失点もその7試合で6失点と1試合平均は1点以下の数字を誇る。この数字も鹿島らしい数字と言えるだろう。
「みんなが献身的にやれるときは崩れない。そこがアントラーズの強みですし、その強みがしっかり出せるようにしたい」青木もそのことを十分に自覚している様子だった。
対する先の準々決勝からG大阪は、今野泰幸がセンターバックからボランチに移り、遠藤保仁が2列目に位置するように変わった。ただ、ガンバの攻撃的なスタイルに変化はないだろう。守備に安定感が出てきており、ボールを奪ってから、大迫勇也を起点にした鋭い攻撃を武器としている鹿島としては、準々決勝で対戦した千葉のように後ろに引かれてしまうよりも、持ち味を発揮しやすいはずだ。
センターバックとボランチに挟まれた大迫が、うまくボールをおさめられないと厳しい戦いを強いられるかもしれないが、紅白戦では複数人に囲まれても、それをものともしない強靱なキープ力を発揮していた。今季、大きく成長した大迫を抑えることは簡単ではないだろう。
負ければそこでシーズンが終わる一発勝負。静岡・エコパスタジアムでの決戦に敗れれば、その場で即解散することもできるが、クラブの誰もそのような気持ちを微塵も抱えていない。決勝に進む決意で静岡まで乗り込む。
以上
2012.12.28 Reported by 田中滋
J’s GOALニュース
一覧へ【第92回天皇杯 準決勝 G大阪 vs 鹿島】鹿島側プレビュー:11月以降無敗で1試合平均失点も1点未満と安定感を取り戻してきた鹿島。鋭い攻撃を武器に決勝進出を狙う。(12.12.28)
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