●ネルシーニョ監督（柏）
「今回でレイソルは２年連続でACLに参戦することになりましたが、もちろん今年は昨年の経験がありますから準備をしてここに乗り込んできました。明日の対戦相手については、十分に分析しております。個人、チーム、やり方、質も高いですし、パワーに優れたチームだと思いますが、我々レイソルも十分に力のあるチームです。とにかくこの大会に勝つために来ている、そういう姿勢と我々の哲学を出し切りたいと思っていますので、選手たちには明日は最初から最後まで自分たちのプレーをしてほしいという願いと期待を持っています」

●大谷秀和選手（柏）
「昨年に続いて２年連続でACLに出るということで、チームとしても非常に落ち着いてここまで過ごしていますし、明日のゲームにも期待のできるチーム状態になっていると思います。対戦相手についてはミーティングで特長などを選手全員が理解していますし、昨年は初戦のアウェイで勝点を落としてしまったので、今年はこのACLで良いスタートを切れるように、全員で勝点３が取れる戦いができるように、ここまで良い準備ができています。自分たちにも期待しています」

Ｑ：２３日のFUJI XEROX SUPER CUPで広島と対戦した時は、１−０で負けている状況でジョルジ ワグネル選手とクレオ選手を交代させました。２人の外国籍選手はまだフィットしていないと思いますか。
●ネルシーニョ監督（柏）
「我々はトレーニングキャンプをやってフィジカル的にかなり積んで広島との試合に臨みました。それが今年公式戦２戦目ということで、選手によっては疲れを感じている選手もいました。あの状況で私は監督としてチームが勝つための決断が必要だったわけですが、その中でジョルジとクレオを代えて、休めているフレッシュな選手を入れた、それだけの理由です」

Ｑ：監督は中国チームとの対戦経験があり、中国チームのことはわかっていると思いますが、今回は中国のチームと対戦して、相手を分析していることはどう役に立ちますか。
●ネルシーニョ監督（柏）
「先ほども申しましたが、相手の映像を何試合も見て、分析しておりますので、経験と選手の高さ、そういうところを持っているチームだと思います。昨年も中国のチームとやった経験は、私だけでなくグラウンドで戦っている選手たちも経験値として重ねていますので、それは非常に大きいことだと思います。我々の目標はこのグループリーグを突破することですから、アウェイとはいえ、勝ってスタートしたいと思っています」

Ｑ：プレーシーズンマッチのちばぎんカップで敗戦した影響はありませんか。
●ネルシーニョ監督（柏）
「何一つ影響しません。シーズンが始まるまで我々にはプランがありまして、段階を経ながら仕上げてきています。明日のACL初戦に向けて最大限の準備をしていますから、良い結果を残す自信はあります」

以上