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【J2:第1節 愛媛 vs 山形】奥野僚右監督(山形)記者会見コメント(13.03.03)

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●奥野僚右監督(山形):

「開幕戦に多くのサポータが集まってくれて、ありがとうございます。多くのサポーターが山形から駆けつけてくれて、勝利を見せられなかったことが残念ですが、応援に感謝しています。試合は振り返ると、セットプレーから2失点、そしてPKで1失点。セットプレーを与えるような形になってしまった、PKを与える形を作ってしまったことは悔やまれるところになる。同時に、前半の45分に失点をしてまったが、後半には3分で得点できた。しかしその5分後にまた失点をした。得点後の時間を大事にしないといけないが、失点してしまった。それが思うような試合運びができなかった1つになる。またシュート数では前後半を通して相手が12本、こっちが8本ということで、当然ゴールを決めるにはやはりシュートを打たなければならない。その最後のところの崩しでもうひと工夫、もうひと作業が必要だと感じた。ゲームの運びに関しては自分たちの意図するプレーには合格点を与えられるが、相手があってのこと。そこでの守備の準備、相手にチャンスを与えない、シュートを打たれないことをこれからますます追求しなければならない。当然ファールも多くなり、こちらが16、相手が25、中盤でいい形で持てそうなところでファールをされたが、ファールをされないつくりや流動性が必要。こちらも警告が出てしまい、その警告は、もらわないといけないプレーにならないようにしないと。繰り返しになるが、ファールで止められると難しい展開になるが、自分たちも積極的にストップしなければならない。カウンターを食らってしまったところもあるし、ファールを推奨するのではなく、相手の近くに自分たちがいるような守備を心がけたい。選手がゲームの中で苛立ってプレーすることもあったが、外的要因に左右されず、そこはベンチも含めて徹底しなければならない」

Q:コーナーキックで中央がフリーになった。セットプレーの守備は?
「相手の強みで自分たちも警戒をしていたが、相手がそれを上回った。相手が駆け引きの中で先に触れるポジションを自分たちの選手よりとったことに尽きる。前半でそうした失点があったので、ハーフタイムにも指示をしたが、それ以上に相手がセットプレーで効果を発揮した」

Q:後半にツートップを入れ替えたのは?
「攻撃に変化をつけたかったのが全て。ビハインドで点を取りにいくときに違った形、それぞれの選手がいいところを持っているので、前線でそのパワーを出したかった」

Q:前半は主導権を握りながら、どういうところから崩された?
「崩されたのはセットプレーで、また、相手は前半35分に交代があった。戦術が変わって高さに特徴のある選手が入り、ロングボールの対応が遅れてセカンドボールを拾われる展開になったと思う」

Q:キャンプでは守備を強化してきたが、今日の試合を終えて評価と課題は。
「試合の直後なので、見直した目とは変わるかもしれない。ただやってきたことの評価で現時点で言えることは、崩しながらリスク管理の徹底をどれだけやっていけるかということになる。その点でどちらかというと攻撃のところから修正を加えたい。守備ではセットプレーで2失点したので、そこは必ず引きずることなく、次は自分たちがセットプレーで得点ができるようにもっていきたい」

Q:今日はチーム全体のパフォーマンスが高くなかったが、どう感じているか?
「僕の中では高くなかったと思っていない。今日は多少、芝が長めでボールが足元に絡みつきやすい。それになれるのに少し時間がかかったが、ゴール前の最後で崩し、フィニッシュ、シュートが欲しかったが、パフォーマンスは満足している。満足していないのは結果が負けているので、そこは不満だが内容はよくやってくれた。選手たちには今日は言っていたが、自分たちが約束できることは全力でプレーすること。それを選手たちに強調したが、そこはやってくれたと思う」

Q:新加入選手について評価は。
「今までのキャンプで勝ち取ったことにより、今日のスターティングメンバーに名を連ねたので、評価としてはもちろん信頼しているし、信頼している選手がその11人で、ベンチのメンバーも信頼しているし、ベンチに入れなかったメンバーも含めて選手たちは信頼しているし、頭を悩ますだけの選手の頑張り、戦力だと思うし、新加入選手の動きにも満足している。(ロメロ フランクは)どちらかというと前でプレーする機会が少なかったが、決定的なスルーパスを通して自分たちのゴールが生まれた。もっと攻撃の回数を増やして欲しいし、運動量と貢献度は高かった。(イ ジュヨンは)みて分かるように、体の強さと跳ね返す力がある。後ろで冷静にプレーできていたと思う。もっと言葉を覚えて選手たちと密にコミュニケーションを取れるよう、周りの選手たちも含めて協力してあげたいと思う」

Q:後半に入って伊東俊選手が右に回って圧力がかかり、ゴールにもつながったが?
「試合前からボールが転がりにくいので、そこのボールを奪いにいくところは強調していた。後半の立ち上がりから、もっと厳しく横パスやバックパスに対していこう、ということは言っていて、選手たちが実践してくれたと思う」

以上
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