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【J1:第2節 湘南 vs 鳥栖】曹貴裁監督(湘南)記者会見コメント(13.03.09)

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●曹貴裁監督(湘南):
「お疲れ様でした。J1のホーム開幕戦ということで1万人を超えるサポーターの方に来ていただいて、最初から最後まで声援を頂いたことは、去年ここでやったのは11月の鳥取戦だったと思うが、それにもまさるような雰囲気で選手たちを後押ししてもらい感謝しています。また今日J1に上がって勝点3は積み上げられなかったが、J1で初めての勝点を取った選手もいるし、僕にとっても勝点1だったが、我々らしさ、鳥栖さんのストロングなところがじわじわと後半残り15分ぐらいに、交代選手の質も含めて、我々に襲いかかってきたゲームでした。そこをなんとか踏ん張って1−0もしくは2−0で勝てれば一番いい展開だったがそうは甘くはないのかなと。ただ横浜FM戦に関しては、70分ぐらいまでうちがゲームをコントロールして、最後にやられた展開だったので、そこを選手たちが感じて、最後一歩足を出すとか体を張るとか、高山と古林などは攻撃に行ってすぐに3バックの脇を埋めなければいけない、驚異的な運動量だったと思うが、彼らも含めて、難しい状況で入った古橋や亀川、下村も含めて、全員の力で勝点を取れたと思っている。満足はいつも、勝っても負けても引き分けてもしないが、選手たちには感謝したいと思います」

Q:リードしてからマイボールを焦らずに運ぶことについては。
「焦らずに運びなさいと言ったことはないが、今日の展開だとどうしてもプレッシャーに行こうと思うと裏返される長いボールがあるので、そのセカンドボールをどちらが取るかで攻撃権がどちらに渡るかというところだった。前半からコンパクトにしながらセカンドボールをしっかり前の3人に当てられたときはチャンスをつくれていたので、後半も同じようにチャンスをその形でつくりたいと思っていた。そこで相手のサイドバック、センターバックのマークを難しくして崩していくのが我々のスタイルなので。1−0でリードしたら、このまえみたいに、言い方は悪いが浮足立ったようなところがあったのかもしれないが、今日はそこの空気も感じながらやってくれたと思います。ただ、勝たせてやりたかったのが本音です」

Q:最後の一歩のところで体を張って守ったディフェンス陣に対する評価は。
「去年から我々のスタイルのなかでそこが物足りないところもあったが、J1になるとそこが大事だと思っていた。ただ、このまえの試合を経験して選手たちもそれをさらに感じてくれたと思う。今日でいうと、攻めきる意識とはね返す力と試合前からテーマとして話していた。どちらにしてもそういう展開になると思っていたので、前線からGKも含めて、J1のなかで失点しないというのはそういうことだと選手たちがきっと感じてくれたし、高山など最後は全身攣って立てなかったが、それぐらい自分に厳しい矢印を向けることで、彼らがさらに成長していくと思う。最初からなんとなく後ろに下がってなんとなく回させるチームではないと思うので、そこは僕自身も含めていい勉強になったと思います」

Q:リードして勝ち切れなかったことについて、今後、戦術的なことや試合運びについて考えていることは。
「今日もプランとしては色々用意していたが、選手がどう感じているかがすごく大事だと僕は考えていて、僕の切るカードや采配で、たとえば守るのか攻めるのかで言うと、守るというメッセージを僕自身は基本的には与えたくない。今日の試合でも、コンパクトにしながら2点目を取りに行くという暗黙の了解があるなかで、ただ、たとえば後ろを4枚にするとかシステムを変えるとか、そういう収め方をすることが彼らの成長に繋がるのであれば、当然そういう策も取っていく。ただ今日に関して言うと、2−0を狙いながらあの失点を防ぐプランに関してすこし変えづらかった。それは僕の経験のなさが招いていると自省の念を込めて言いますが。ただ選手たちが、あの1−1で切れてしまうかもしれないところで、下村を入れて逆にチャンスを作れるような場面もあったし、そこは僕自身も経験して、90分というデザインでチームをオーガナイズしていかなければいけないと思います」

以上
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