●ヨカノビッチ監督：
「我々にとってとてもいい経験になる試合。浦和は日本のトップチームであり、アジアでもっとも重要なチームの１つだ。このスタジアムで試合ができることは、とてもいい経験になると思う。明日は我々の組織力、戦術の素晴らしさをサポーターのみなさんに見せたいし、ポジティブな結果を残したい」

Q:浦和の試合をどれくらい見てきたのか？　浦和の印象、注意すべき選手は？
「広州恒大戦、それからアウェイで１−０で勝ったＪリーグ開幕戦を見た。浦和は攻撃のいいチームで彼らは数多くの選手が攻撃に関わり、とても危険なチームだ。昨年はミハイロ ペトロヴィッチ監督のもとで非常に成長した。私が聞いた情報によると、浦和はＪリーグでもっとも重要なチームで、今年の優勝候補ということだった。１人の選手のことを言うのは難しい。彼らは人数をかけて攻撃してくるので、１人の選手を危険だと選ぶことはできない。ただ時々、攻撃と守備で苦しんでいるところは見られたので、我々は明日チャンスを見つけてゴールを決められることを願っている。そして勝点をこのスタジアムから持って帰りたい」

Q:ヨーロッパで経験のある監督から見て、タイのサッカーの特徴は？
「タイのサッカー界は非常に強い野心を持っているし、向上心を持っている。タイはアジアで重要な国になる準備ができていると思うし、上に上がっていくポテンシャルを持っていると信じている。多くのタイの選手は学んで、新しい経験を積んで、代表チームもプレミアリーグも良くなっている。タイサッカーにはいい将来が待っているというビジョンを共有している。ただ、ミラクルは存在しないし、一歩一歩上っていく必要がある。タイのサッカーがアジアでトップ４、トップ５に入れると信じている。私の役割はタイの選手たちが向上するのを助けることだし、いい仕事をすること。現時点ではいいステップを踏んでいると思うが、まだまだやらないといけないことがある。タイの選手が国外でプレーするのは普通のことではないが、我々のチームや他のチームにも何人かＪリーグや中国、ヨーロッパでプレーできる選手がいる。タイから出ていった選手がプレーするのは簡単なことではないが、もうすぐそういったシチュエーションは起きると思っている。おそらく、タイの選手のクオリティに驚くことになるだろう」

Q:明日はどういう戦術で戦うか？ムアントンのコンディションは？
「明日の戦術を知りたければチケットを買う必要がある（笑）。コンディションはいいと思うし、明日の準備はできている」

Q:コンディション調整はどのようにしてきたのか？
「タイプレミアリーグは３月２日に始まっている。金曜の夜にも試合をしている、この試合の前に特別なことはしていない。いくつかの試合に向けて特別なことをする必要はない。明日は最初のACLアウェイゲームということで新しい経験の１つであり、歴史的な日になる。私のチームはモチベーションがとても高いし、ハイレベルなサッカーができることを期待している」

Q:ストイコビッチ監督と連絡を取ったりはした？
「確かに話はした。代表で長い間一緒にプレーしてきたし、普段からこの試合のことだけでなく、いろんな話をしている。彼は我々の国では最も重要な選手だったし、重要な監督である。彼は私を助けようとしてくれたが、自分自身のことは手助けできなかった（笑）先週土曜日に彼は負けたけど、我々はいい結果が出るよう戦う」

●ダットサコーン・トンラオ選手：
Q:日本の寒さについては？
「確かに寒いけど、我々にとって涼しいと思っている。最高のパフォーマンスを出せる環境でやれるので、明日はいいパフォーマンスを出せると思っている」

以上