●ネルシーニョ監督(柏):
「予想通り前半からとても難しいゲームになりました。相手は堅い守備と危険なカウンターを持つチームで、我々はそのストロング、良いところを出させないように自分たちのパスの質、ポゼッションを上げる必要がある。準備している1週間のトレーニングから気を付けてやってきました。前半は選手たちもポジション、距離感、守備に関しても相手のミスを誘える守備、そこからのカウンターと、またポゼッションも落ち着いて崩せるシーンもあり、良い展開だったんですが、後半になると相手も出てきて、また我々のミスから相手に勢いを出させてしまったというところで拮抗したゲーム内容になってしまいました。しかし失点した後に今までやってきたこと、前半から続けてきたことを選手たちが崩れず続けてくれたというのが、ただ勝ったという試合ではなく、そういう内容のゲームを慌てず最後まで、追加点というところまで出せたことは収穫のある非常に大事な勝利だったと思います」
Q:これから4月は8試合あります。これからタフな試合が続く中で、4日後、ACLアウェイ韓国の水原戦になりますが、その水原の印象とこの試合は何がポイントになるでしょうか。
「5月の末まで16試合、本当に次々と連戦があるんですけど、そこを踏まえながら準備をしてきています。まず水原での試合、現段階での我々の目標はベスト16に進むというところで、このチームの分析を進めていますが、韓国のスタイルのフットボールという印象を受けています。身長の高い選手が多いですし、独特なテンポのスピーディーなフットボールと、ハイボールを入れてその後2人目が絡んでいく、そういうところを対処していきたいと思っています」
Q:今日、結果を出した工藤選手は特別高さがあるわけではなく、特別スピードがあるわけではありませんが、彼は努力をして良いストライカーになってきているように見えます。彼の良さはどのようなところだと思いますか。
「今年の工藤は今までの経験からとても成長して、成熟さを上げてきたと私は見ています。もともと決定力を持った選手ですから、そういう良さを今日の試合も出してくれていますし、我々のチームでは非常に大事な選手だと見ています」
Q:工藤選手がもっとよくなるためには何が必要ですか。
「やはり多くの試合に出て、試合ごとに学ぶ教訓を次に生かす。それはどの選手も飛ばせないステップですから、彼もそこをしっかり積んでいけば、質と経験の両方が上がっていくと思います」
Q:後半の悪い時間に立て直すことができたとということでしたが、そこで何か指示はあったのでしょうか。それと勝ち越した後はそのまま逃げ切れるという判断でしたか。
「今日の試合の中で私が立場的に決断したことのひとつは、大分があの時間帯、高い選手とスピードのある選手を組み合わせて、その2枚がより前に残っている時間帯で、そのカウンターからその2枚が引き出すという形で、うちのマス(増嶋)とドゥー(近藤)がマンツーマンのようになっていたので、そこをニュートラルにしなければいけないと考え、(鈴木)大輔を入れて4バックから3バックに変えました。前の2トップを起点としたカウンターが潰れ始めてからは、大分の攻撃がロングボールに偏り始めたということで機能したと思いますし、もちろんあの時間帯から終わるまでの間、点差と時間帯を考えれば、失点をしなければ負けることはありませんから、確かに1点差で有利になっているところで、守備にウェートを置く戦術を敷くことはできます。あの時間帯は、2点目が入る前から考えていて、あの点が入ったと。我々がリードしたところでさらに3バックにして、守備的に重きを置く判断をしました」
以上
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