●大木武監督（京都）：
「2つ負けて、なかなかサポーターに喜んでもらえず、今日、アウェイまで駆けつけてくれたサポーターに勝点3をプレゼントして、笑顔で帰ってもらえることが出来てうれしい。試合は2連敗しているプレッシャーなのか、選手たちが非常に硬く、ミスの連発で、やるべきことが出来なかった。攻撃面では、みんなでやろうとすることが出来ず、中盤でボールを失ってカウンターを受けるのが後半の途中まで続いた。途中から徐々に落ち着いてきたが、自分達がやりたいことが出来なかった。岐阜さんも戦ってきたけど、それでも打ち破るプレーがなかなか見受けられなかった。だが、1点を取ってスッと肩の荷が下りた感じがしました。最後5分は岐阜さんも少し力が落ちた感じがしたが、ウチも身体が動いてきて、自分達のリズムで出来た。目標はその残り5分間、10分間のプレーをキックオフからやる事。それは決して不可能ではない。それをやっていくのが自分たちの仕事だと思っています。そこを目指して、次の試合もいいゲームを目指してやりたい」

Ｑ：三平選手を右に置いて、非常にいい狙いの攻撃が出来ました。
「三平のゴールの形は良かった。どういう形で点を取りに行くか。それが出た得点だったし、もうひとつオフサイドになった原のボレーシュートのシーンは、あの形が出来たのが良かったと思います」

Ｑ：岐阜への対策はあったのでしょうか？
「岐阜に対してどれを注意するかと言っても、怪我人が多いと聞いていて、メンバーが直前まで分からなかった。誰がセンターフォワードになるのか分からなかった。井上君が怪我をして、中島君も力があるので、彼が来るとは思ったが。美尾選手が落ちてくるので、そこを捕まえることなどを意識しました。ただ、そこを注意する以前に、自分達のミスが多かった。3点取れて自分たちのペースになったのは、目標としているところが一つあったので、ハーフタイムに修正した。そこからセットプレーが取れるようになった。1点取ってからは、岐阜さんの頭が下がったところもあって、そこに乗じた部分もあった」

以上