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【J1:第13節 湘南 vs 広島】プレビュー:湘南が迎え撃つは5位の広島。着実な歩みを一度ならずゴールに結びたい(13.05.24)

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3−2で勝利したF東京戦以降、ヤマザキナビスコカップの清水戦と川崎F戦、そして先週末の大宮戦と、湘南はいずれもゴールを奪ってきた。清水戦では虎の子の1点を勝利に結び、川崎Fには1点を追いつかれ、逆に大宮戦では1点のビハインドを追いつきながら次の1点に泣いた。

湘南らしさの発揮という意味においては等しく高水準を保っている。対大宮にフォーカスすれば成長の歩みはより分かりやすい。今季初対戦となったプレシーズンマッチでは前半だけで4ゴールを食らい、後半一矢を報いるも1−4で敗れた。ヤマザキナビスコカップで対峙した2度目は、2失点ののちに1点を返したものの最終的には1−3で長い笛を聞いた。対して先週末は1−2、3度目の正直こそならなかったが、右肩上がりの内容はスコアの変遷にしかと映し出されている。あと一歩の感は強い。

あと一歩を前に運ぶために、すなわち目の前の勝点3を奪うためには、どこに次のステップは見出されよう。ここまでの総失点とは裏腹に、FWに始まる守備は機能している。たとえ押し込まれてもゴールを守る粘り強さはたくましい。かたや攻撃には緩急が生まれ、主導権を握る時間は増し、ミスこそあれど決定機も少なくない。

曹貴裁監督は言う。
「J1のスピードやプレーに選手たちが慣れたなかで、ここからどう勝点に結ぶかが大事。2点以上取れるチームになっていかなければいけない」

元来1点を守りきるスタイルのチームではない。コンパクトフィールドもハイライン・ハイプレスも、文字通りゴールを奪うその目的のためにある。ボールを速く動かしゴール前まで至り、均せば1試合につき約1点を挙げている得点力に、今後さらに磨きをかけたい。

ゴールに対する意識をトレーニングからいま一度高める湘南にあって、挑むにはまたとない相手かもしれない。今節BMWスタジアム平塚に迎える広島は、攻撃の力強さと表裏一体だろう、失点がリーグ2番目に少なく、撃たれたシュート数はリーグ最少を誇る。大分と甲府といういわゆる昇格組に勝利し目下2連勝中の彼らにとって、今節も言わずもがな、取りたい一戦に違いない。

ホームに甲府を迎えた前節は、立ち上がり間もなく不覚を取るもすぐさま取り返し、佐藤寿人のハットトリックとともに5−1の逆転勝利を収めた。得点ランクトップに躍り出たその佐藤を筆頭に、かつて湘南でプレーした石原直樹も3得点で続く。組織力を背景に個々のクオリティが十二分に発揮されている。

「攻撃のコンビネーションはさらに進化している」広島について曹監督は語った。一方で、こうも付け加える。「ただ、どう抑えるかに傾倒するのはよくない」。森保一監督のもとで育まれた広島の組織的な守備をいかに崩し、主導権を手繰っていくか。同じマッチアップに後手を踏んだ浦和戦や磐田戦も糧とし、まずは1点、さらに次を重ねたい。

以上

2013.05.24 Reported by 隈元大吾
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