長崎戦に向けた19日の囲み取材で安間貴義監督は、3位につけるアウェイチームの強さの要因として決定力の高さを指摘。「思い切って打ったシュートが決まる。入るからまた積極的にシュートを打つという好循環ができているように感じる」と語った。「外れるんじゃないかと思っているより、入ると思っているほうがゴールは決まる。J1広島はゴールパフォーマンスをするが、あれも得点するのを前提に選手たちが考えているわけで、そういうメンタリティーはすごい」と持論を展開した。一方で得点数がなかなか伸びない自チームにはそのへんにもの足りなさを感じているのかもしれない。
しかし、今節はいつもとは別の追い風がある。スポンサーの協力により、勝った場合にチームには勝利賞、活躍が目立った個人にはマンオブザマッチの賞金各10万円が贈られるのだ。今後を左右する大事な試合と位置付けての特別な企画。「きっときっと居酒屋・癒し家」(富山市桜町)を運営する有限会社WIZARDの協賛で実現した。
勝利賞&マンオブザマッチの企画は、残留争いの渦中にあった昨季のホームラスト3戦で初めて実施された(協賛:三和ボーリング株式会社)。初回の第37節・鳥取戦は2−1で勝ち、先制点を挙げた朝日大輔選手がマンオブザマッチを獲得。第40節・湘南戦は0−2で敗れたが、最終戦の第42節・水戸戦でも朝日選手が先制ゴールを決めて3−1の白星で飾り、鮮やかなループシュートで3点目を挙げた國吉貴博選手がマンオブザマッチに選ばれた。今季はホーム開幕戦の第3節・愛媛戦(協賛:富山信用金庫)で行われ、1−0で勝って決勝点を挙げた朝日選手が2度目のマンオブザマッチに輝いている。
以上のように賞金のかかった4試合は3勝1敗の高勝率。そして、朝日選手は勝ったいずれの試合でも得点を決めている。ならば今回は…。朝日選手は「もちろん狙っていきます」。「次は俺が」と思っている選手もいるに違いない。選手の積極性を引き出すプラス効果に安間監督も期待している。活躍してチームを勝利に導き、観客を沸かせて稼ぐのがプロ。どん欲にゴールと賞金を狙ってシュートを打ち、8試合ぶりの勝利を手にしてほしい。
以上
2013.07.19 Reported by 赤壁逸朗













