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【J2日記】熊本:仔馬たち、全国の舞台に挑む。(13.07.24)

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代表決定戦で延長に持ち込むPKを決めた池谷選手

トップチームの公式戦と同じ日に行われたこともあり、多くのサポーターが声援を送った

その後は選手たち自ら、募金を呼びかける活動を実施

全国大会出場を記念して作られたチケット

吉田靖前監督が退任、後任に池谷友良社長が監督代行として現場に復帰し再スタートを切った熊本。24節岐阜戦で引き分け、25節栃木戦で9試合ぶりの勝利を挙げ、今週末の26節にはホームに山形を迎える。ここまでホームではまだ1勝しかできていないが、リーグ終盤の浮上につなげるべく、連勝を狙う。

さて、そうした中、明日25日から始まる「adidas CUP 2013 第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」にロアッソ熊本ユースが九州地区代表の1チームとして初出場。上位進出を目指す。

九州地区の代表決定戦となったのは、6月22日に行われたFC KAGOSHIMAとのゲーム。トップチームのJ2リーグの20節・ザスパクサツ群馬戦と同じ日で、会場もうまかな・よかなスタジアムに隣接する補助競技場だったため、熊本サポーターも多数応援に駆けつけた。試合は先制される厳しい展開となったが、終了間際に得たPKをキャプテンの池谷友喜選手(監督代行の息子さんです)が決めて追いつき、延長に入って勝ち越し、全国大会への切符を手にした。

選手たちはトップチームの試合前にスタジアムグルメ広場で遠征費にあてる募金を呼びかけたが、クラブでもユースの選手たちをプリントした記念チケット(J2のホームゲームで利用できる共通券)を発売するなど、大きな期待を寄せている。というのも、今大会に臨むチームの主力である高校3年生たちは、3年前のデベロップカップで準優勝を果たした世代。つまりアカデミーの継続した強化が着実に成果を出してきたことを意味する。

「ジュニアユースからユースに上がるということは、よりプロの勝負の世界に近づくということ。自分たちの信念のもとで、何を継続してやってきたかが問われる大会になります」と、アカデミーダイレクターをつとめる永尾健次総監督は言う。九州地区の代表決定戦でも追う展開になったが、「予想やプランと違うことが起きた時に何を考えることができるか。そうした判断はプロになったときも必要ですし、理想とするスタイルがある中でも、勝負へのこだわりは大事。どんな形でも1点は1点ですから、考え続けて、どのプレーを選択するかにかかってきます」と永尾氏。

今大会1次ラウンドで同じDグループに入ったのは神戸、大宮、清水と強豪揃いで、厳しい戦いになることが予想される。「今は九州代表としてのレベルでしかなくて、通用する部分もあるとは思いますが、やっぱりピッチ内ではいろんなことが起きて、自分たちのペースでやれないこともある。そういうことを学んで欲しいと思います」(永尾氏)

プロに進んでも、あるいは違う道に進んでも、全国の舞台での経験は必ず、これからに生かされてくるはず。今まで積み上げてきたことを存分に発揮して欲しい。

以上

2013.07.24 Reported by 井芹貴志
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